英語は、アウトプットの前に
まずは、インプットから。
パルキッズ・インプット・メソッドとは
インプット・メソッドは、英語を文法・訳読+英会話、といった勉強の対象ではなく、子どもの中に2つ目の「ことば」として身につけさせる考え方です。音声から意味へ、意味から文字へ、英語を英語のまま理解する力をインプットによって家庭で育てます。
英語の音・リズム・語のまとまりを、毎日の音声から学びます。
聞いた英語を、状況・絵・文字と結びつけて理解へつなげます。
日本語に訳さず、英語を英語のまま処理する力を育てます。
英語を"勉強"ではなく、2つ目の"ことば"として身につける理論
インプット・メソッドとは
インプット・メソッドとは、英語を文法学習や訳読の対象として教えるのではなく、子どもが質と量を備えた英語インプットに触れることで、英語を"ことば"として身につけていく方法です。
日本の英語教育では、長い間、英語は「勉強するもの」として扱われてきました。文法を説明し、単語を覚え、日本語に訳しながら理解する。このやり方でテストの点数を取ることはできます。しかし、英語を英語のまま理解し、聞いたり読んだりした瞬間に意味を処理する力は育ちにくいのです。
インプット・メソッドが目指すのは、英語を学習対象として分析するのではなく、子どもが日本語を身につけたように、英語を音声から受け取り、語から文の意味を理解し、やがて読めるように育てることです。その中心にあるのが、インプットです。
インプット・メソッドの中心にある考え方
英語を説明して学習させるのではなく、子どもの中に"ことば"として育てます。
英語習得に必要なのは、まずインプットです
ことばは、説明だけで身につくものではありません。子どもは日本語を、文法の説明によって覚えたわけではありません。毎日、周囲の日本語を聞き続ける中で、音の種類、音の単位、語の意味、文の流れを無意識に学習していきます。
英語も同じです。英語を"ことば"として身につけるためには、まず英語の音声に十分触れる必要があります。英語のリズム、抑揚、発音、音のつながり方は、単語帳や文法説明だけでは身につきません。実際の英語音声に繰り返し触れることで、子どもの脳は意識的な勉強ではなく、無意識のうちに英語の規則性を統計・帰納的に学習していきます。
一般的には、学校で文法や訳読を学んだあと、英会話などでアウトプットを増やせば英語が身につくと考えられがちです。この考え方には、リスニングの能力を育てることが決定的に欠けています。英語を知識として学び、少々会話練習をすれば、英語を音声として知覚し、意味として処理できる能力が育つのではないのです。
アウトプットは不要ではありません。すでに身につけた英語を使い、さらに上達させるためには、話すことや書くことも大切です。しかし、どのような英語上級者であっても、その前提には必ず十分なインプットがあります。英語を聞き、読み、意味を取り、英語の音や語や文の流れを処理できるようになって初めて、アウトプットは実のある練習になります。
インプットが不足したまま英会話や発話練習だけを先に進めても、英語の土台は安定しません。英語習得の最初の段階では、まず十分なインプットによって英語の音声を知覚し処理する土台を育てる必要があります。
アウトプットを先にすると
- 知っているフレーズの反復になりやすい
- 聞き取れない英語を話す練習になる
- 英語の処理力が育つ前に負荷がかかる
- 土台のない英語力は伸び悩みやすい
インプットを先にすると
- 英語の音とリズムが身につく
- 語や文の意味を蓄積できる
- 話す・読むための土台が安定する
- アウトプットが実のある練習になる
留学生に起きることを、家庭で先取りする
大量の英語の音声インプットによって、英語を英語のまま理解する力が育ちます。留学生は、英語環境の中で大量の英語音声と英文に触れることで、英語の音声知覚が形成され、語のまとまりや文の流れを英語のまま処理できるようになります。話す練習だけで身につくのではなく、生活全体を通じた大量のインプット、つまり日々の目や耳からのインプットが英語習得を支えているのです。
パルキッズでは、このプロセスを家庭で再現できるようにインプット・メソッドを設計しています。子どもを海外へ出す必要はありません。一日中英語漬けにする必要もありません。毎日の生活の中に英語音声を安定して流すことで、英語の音声知覚形成を少しずつ進めていきます。
インプットが育てる三つの土台
インプット・メソッドで育てる土台は、大きく三つあります。これらは説明によって一つひとつ勉強させるものではなく、質と量を備えたインプットに繰り返し触れる中で、子どもの中に少しずつ形成されていくものです。
音声知覚形成
英語には日本語とは異なる母音・子音・リズム・音のつながりがあります。英語を英語のまま処理するには、この音の体系を知覚できる土台が必要です。かけ流しによる大量のインプットがこの土台をつくります。
レキシコン
単語の日本語訳リストではなく、語の意味・使われ方・組み合わせ・文中での働きがまとまった心内辞書です。英語を英語のまま理解するには、このレキシコンを育てる必要があります。
これらは、文法学習ではなく、質と量を備えたインプットに繰り返し触れる中で、子どもの中に少しずつ形成されていきます。
インプットによる聴解力から、読解力へ
インプット・メソッドの取り組みは、英語音声を聞かせた後にも続きます。
まず、毎日のかけ流しと同時に、1日数分のオンラインレッスンや絵本を通して、聞いた英語を意味へつなげていきます。さらに、読解教材へ進むことで、聞いて知っている英語を、読める英語へ育てていきます。
音声知覚形成が進むと、文字は未知の記号ではなく、耳で知っている英語を表す記号として認識されます。そのため、文字学習が音から意味への流れを妨げることなく進みます。
関連教材
Spells to Sounds — 文字読みのトレーニング教材。耳で知っている英語を文字へつなげます。
英検SKILLSオンラインレッスン — 英検に対応する基本単語の習得をオンラインレッスンで進めます。
読解力が育つから、英検につながります
インプット・メソッドは、英語音声のインプットから始め、意味理解、文字、読解へと進めていくことで、総合的な英語力が育ちます。英検では、リスニング・読解・語彙・ライティングなど総合的な英語力が求められますが、インプット・メソッドはこれらを個別に教えるのではなく、その土台となる「英語を理解する力」を育てます。その結果として英検にもつながります。
パルキッズでは、英語を聞いて分かるだけでなく、読める英語、理解できる英語へ育てることを重視しています。小学生期の当面の目標として英検準2級を掲げており、その先の2級・準1級へ進む受講生もいます。
関連教材
英検オンラインレッスン — 英検対策の詳細はこちらをご覧ください。
自立した英語力へ
インプット・メソッドが目指すのは、日本語に依存しない「自立した英語力」です。
自立した英語力とは、英語を聞いたり読んだりしたときに、いちいち日本語に訳さなくても、英語から直接意味がイメージされる力です。そのためには、音声知覚形成・レキシコン・シンタクスの三つの土台が育っている必要があります。
インプット・メソッドは、英語を教えるためのテクニックではありません。子どもの脳が英語を自然に習得できる環境を設計する考え方です。このインプット・メソッドを家庭で実践できるよう教材化したものが「パルキッズ」です。
英語を教え込むのではなく、
英語が育つ環境をつくる。
そこから、日本語に依存しない自立した英語力が育っていきます。
よくある質問
インプット・メソッドとは何ですか?
インプット・メソッドとは、英語を文法や単語の暗記として勉強させるのではなく、毎日の英語インプットによって英語を"ことば"として身につけていく方法です。英語音声のかけ流し、オンラインレッスン、絵本、読解教材を通して、音声知覚形成・レキシコン・シンタクスを育てていきます。
インプットだけで英語は身につくのですか?
英語の習得には、まず十分なインプットが必要です。話す練習や書く練習は、すでに身につけた英語を上達させるためには大切ですが、英語を英語のまま理解する土台がない段階では、アウトプットだけで英語を身につけることは難しくなります。パルキッズでは、まず英語音声に十分触れ、その後、意味、文字、読解へとつなげていきます。
音声知覚形成とは何ですか?
英語の母音・子音、リズム、抑揚、弱化、連結、脱落、発話速度などを聞き取るための土台が育つことです。音声知覚形成の上に、日本語で英語を分析するのではなく、英語のまま意味を処理する力が育ちます。
自立した英語力とは何ですか?
日本語に頼らず、英語を英語のまま理解し、使える力です。英文を聞いたり読んだりしたときに、いちいち日本語に訳すのではなく、英語から直接意味がイメージされる状態を指します。
なぜアウトプットよりインプットが先なのですか?
アウトプットは、すでに身につけた英語を使い、さらに上達させるためには大切です。しかし、英語をまだ十分に理解できていない段階で発話練習だけを増やしても、英語の土台は育ちにくくなります。まず英語音声を聞き、意味を取り、語や文の流れを処理できるようになることで、その後の発話や読解が育ちやすくなります。
なぜ留学生は英語が身につくのですか?
留学生は、英語環境の中で大量の英語音声と英文に触れます。その結果、英語の音声知覚が形成され、語のまとまりや文の流れを英語のまま処理できるようになります。英語を話す練習だけで身につくのではなく、生活全体を通じた大量のインプットが英語習得を支えています。
パルキッズは留学と同じことを家庭で行う教材ですか?
パルキッズは、留学そのものを家庭で再現する教材ではありません。留学生に起きる大量インプットと音声知覚形成を、日本にいながら、家庭で無理なく先取りするためのプログラムです。子どもを一日中英語漬けにするのではなく、毎日の生活の中に英語音声を安定して取り入れていきます。
パルキッズのインプットは、かけ流しだけですか?
いいえ。パルキッズでは、まず英語音声のかけ流しで耳からのインプットを確保します。その後、オンラインレッスンや絵本、読解教材を通して、聞いた英語を意味や文字へつなげていきます。音声インプットから始め、最終的には読解へ接続することが大切です。
シンタクスとは何ですか?
英語の語順や文の流れを処理する力です。文法用語を覚えることではなく、英文の中で何が主語になり、どこに動詞が来て、何が目的語や補語として続くのかを、英語のまま直感的に理解する力です。
レキシコンとは何ですか?
単語の日本語訳リストではなく、語の意味・使われ方・組み合わせ・文中での働きがまとまった心内辞書です。英語を英語のまま理解するには、辞書的な単語知識だけでなく、語がどのように使われるかを含めたレキシコンが育つ必要があります。
統計・帰納学習とは何ですか?
子どもがことばの音や語の並び、意味のまとまりを、無意識のうちに繰り返しの中から学習していく仕組みです。パルキッズでは、毎日の英語インプットによって、子どもが英語の音声・語順・語の使われ方の規則性を自然に学習していくことを重視しています。
インプット・メソッドは英検にもつながりますか?
はい。英語音声のインプットによって音声知覚形成が進み、その後、絵本や読解教材を通して読む力が育つと、英検にもつながりやすくなります。パルキッズでは、英語を聞いて分かるだけでなく、読める英語、理解できる英語へ育てていくことを重視しています。
