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2020年6月号パルキッズ塾

Vol.98 | 子どもに英語を教えたいパパ・ママへ

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2106/
小豆澤宏次『子どもに英語を教えたいパパ・ママへ』(株式会社 児童英語研究所、2021年)


特集イメージ1 おうちで英語教育をするのって親御さんにとってハードルが高いイメージがあるようです。その理由は「ご自身が英語が苦手だから」です。親御さんが英語が苦手だと、お子様に英語教育ができない?なぜそう考えてしまうのでしょうか。それは単に「教えなければいけない」という固定観念があるからです。
 でも、幼児期に英語教育をする最大のメリットは、親御さんが教えなくてもできる、という点にあるのです。
 中学生以降、英語教育を受けてきた我々親世代にとって、英語とは教えられるもの、という頭があります。文法を教えなくては英語を理解できないのではないか、英語を日本語に訳すことではじめて理解度を計れるのではないか、そういった考えが長年、日本の親御さんにはあります。私からすると、これこそがまさに戦後の英語教育の弊害だと思うのですが…。
 今回は結論から先にお伝えします。幼児期の英語教育に「教える」は必要ありません。親御さんが先生になる必要はありませんし、先生をどこかから見つけてくる必要もありません。必要なのは「環境」です。この「環境」を作ることに徹していただくことが成功への近道です。
 事実、パルキッズでは、英語の得意な親御さんと、英語が苦手な親御さんではどちらの親の下に育ったお子様がバイリンガルなっているのかというと、実は後者なのです。
 英語が得意な親御さんの場合、どうしても自分が英語を身につけた方法をベースに考え、そのやり方を実践してしまいます。中学生以降の英語の勉強が好きだった場合、文法を教え、日本語で逐一解説を加えていきます。これこそが失敗の始まりです。
 なぜ文法を教えてはダメなのか、なぜ日本語訳で教えると失敗するのか、そのあたりを詳しく解説していきたいと思います。


子どもに文法を教えるのってなぜダメなの?

特集イメージ2 誤解のないようにお伝えしておくと、文法を教えることがいけないわけではありません。ただ、教える時期が間違っているのと、そもそもそれがバイリンガル教育に必要なのかというとそうではない、と理解してください。
 まず大前提として、なぜ文法を教えたくなるのでしょうか?文法がわかっていないと、英語が理解できない?お子様の英語の文法間違いが気になってついつい教えてしまう?英検は文法を知らないと合格できないと思っている?理由はさまざまでしょうが、このあたりが主となる理由でしょう。
 1つ1つ見ていくと、文法を知らないと英語が理解できない点については、ネイティブの幼児が文法なしで英語を理解している点を見れば明らかですね。
 次のお子様の文法間違いが気になる点については、母語である日本語で考えるとどうでしょう?お子様は日本語では文法的な間違いはしないのでしょうか?そんなことはありません。文法間違いは日常茶飯事です。しかし英語だと気になるのに日本語だと気にならないというのは、おかしな話です。これは私たち親が、受けてきた英語教育を引きずっていると言えるかもしれません。ここは辛抱が必要ですが、「日本語と同じ」と念じながらぐっと我慢しましょう。
 最後の英検について。確かに英検の問題には文法を知っていないと解けない問題もあります。ただこれは文法教育を受けている中学生以降の子どもたちへのサービス問題と捉えてください。英検の場合、合格するために100点を取る必要はありません。文法問題に関しては「間違っても仕方ない」ぐらいの気持ちでやらせてあげましょう。実際のところ、パルキッズ生で小学生で準1級に合格している子が何人もいますが、彼ら、彼女らは文法知識は全くありません。つまり、文法を知らなくても準1級までは合格できるということです。
 ではなぜ文法を教えてはいけないのか、1つは教えなくても英検準1級までいけるわけだから問題ないという点、ここはご理解いただけたと思いますが、実は教えることでの弊害もあるのです。
 イマージョン式で英語を身につけた子どもたちは、言語を理屈で理解することはありません。日本人が日本語を理解するように。それを文法知識を入れることで、理屈で理解しようとしてしまいます。ただ、小学生の論理的思考力では、理屈で言語を理解するのは容易ではありません。逆に混乱して、これまで感覚的に理解していた子が、突然「わからない!」と言い出す様子を私は何度も見てきています。教える必要のないものを教えることで、英語力が落ちてしまう。こんな悲しいことはありません。
 いまお子様に文法を教えている親御さんは、すぐにやめていただきたいと切に思います。


子どもに日本語訳を教えるのってなぜダメなの?

特集イメージ3 文法と同様に日本語を介して英語を理解させるのも、日本の英語教育の悪しき慣習です。なぜ英語を日本を介して理解させようとするのか、それは厳しいことをいうと親のエゴです。
 イマージョン式の英語教育は、成果がすぐには見えてきません。数年経って、読めるようになって初めて「この子英語がわかっているんだ」と気づくぐらい、気長な作業です。
 しかし、親としては逐一我が子の英語の理解度を知りたくなるわけです。ではどうやって理解度を計るのでしょう?それは日本語に訳せるかどうか、それで判断するのです。
 “I want to go to the park.”というフレーズが出てきたら、「今何て言ったかわかる?」「言ってみて?」と言ってしまうわけです。またはその逆もしかりで、「イスを英語で何て言うの?」と英訳までさせてしまう場合もあります。
 子どもの言語の理解は、0か100かではありません。まるで目の荒い画像が、少しずつ精緻な画像に変わって見えてくるように、段階的に詳細まで内容をイメージできるようになっていくのです。しかも感覚的にやっているので、理解しているという意識もありませんし、当然ですが間違いや勘違いを繰り返しながら、正確な理解へと向かっていくのです。
 そんな中、日本語に訳させられたり、英語に訳させられたりということをやられる、しかも、間違っているとすごくがっかりされる、そんなことを繰り返すことで英語学習に対する意欲ななくなってしまいます。終いには「英語嫌い!」となるわけです。これはお子様にとっても親御さんにとっても悲しい結果です。
 まず英語と日本語は別言語です。英語を日本語に訳すことはできません。そして訳す必要もありません。英語の理解と翻訳の技術は別物です。まずはそれが大前提にあることをご理解ください。
 そして対訳式をお子様に強要することで、お子様の英語嫌いを招く可能性が高くなることもご理解ください。英語を日本語を介して理解させることは百害あって一利なしです。
 ただ例外もあります。例えば小学生以降のお子様で、初めて英語学習を行う場合、パルキッズであればパルキッズジュニアなど、読む教材に取り組むわけですが、当たり前ですが、最初はさっぱり意味がわかりません。私たちが全く知らない言語の本を読むようなものです。これは相当なストレスです。そのストレスを緩和する意味でも、事前にストーリーの内容を日本語で読むことは構いません。パルキッズジュニアではそういった理由で日本語訳がついているのです。
 英語学習に日本語を取り入れる場合、このように文章またはストーリー単位で事前に与えるのは構いませんが、単語単位やフレーズ単位で与えるのは避けましょう。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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