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2014年03月号パルキッズ塾

Vol.11 | 兄弟で効率的に取り組むには

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-1403/
小豆澤宏次『兄弟で効率的に取り組むには』(株式会社 児童英語研究所、2014年)


特集イメージ1 『パルキッズ』の特徴のひとつとして兄弟がいる場合(どちらもかけ流しが有効な小学校低学年までのお子さまに限る)、同時に取り組めることが挙げられます。かけ流しの内容をわざわざ分ける必要がないので、お母さまも管理が簡単で、それが継続して取り組めることにもつながります。しかし、上の子と下の子とでは当然身体や心の発達が違うので、全ての取り組みを同じにすることはできません。今回『パルキッズ』の取り組みを兄弟で行う場合、気を付けるべき点をピックアップしながらお話をすすめていきます。


| かけ流しの取り組み

特集イメージ2 例として上の子が『パルキッズキンダー』に取り組み中で下の子が生まれた場合、かけ流しの取り組みをどのようにするのかを考えていきましょう。
 兄弟の取り組みは上の子優先が鉄則です。というのもかけ流しが有効な残り時間が上の子の方が少ないからです。この場合ですと上の子が『パルキッズキンダー』に取り組んでいるわけですから、このまま『パルキッズキンダー』の取り組みを継続していきましょう。
 その場合、問題となるのが下の子のかけ流しはどうするのか、ということですね。下の子には『パルキッズプリスクーラー』上の子には『パルキッズキンダー』と取り組みの内容をわけるのは難しいでしょう。一時的なことであれば大丈夫でしょうが、毎日しかも上の子が『パルキッズキンダー』を卒業するまでの約2年間これを継続するのは至難の業です。ですから下の子も上の子と一緒に『パルキッズキンダー』のかけ流しを聞くようにしましょう。
 ただここで出てくるのが、『パルキッズキンダー』の方が『パルキッズプリスクーラー』よりも難しいのに、『パルキッズキンダー』から先に始めても良いのかという難易度の問題です。
 これは今回の場合の様に先に上の子が取り組みをスタートしているときだけでなく、上の子と下の子を同時にスタートをしたいけれど、上の子は年齢的に『パルキッズキンダー』からのスタートになってしまうという場合にも悩ましい問題としてよく出てきます。
 『パルキッズプリスクーラー』と『パルキッズキンダー』の違いは難易度ではありません。そもそもこの「難易度」という表現がよくありません。私たち中学校から英語を始めた世代は、中学校からの教科書で習う順番で子どもたちも英語を身につけていくのが当たり前だと何となく感じています。そして中高で習う順番をそのまま「難易度」として認識しています。しかし実はそうではありません。子どもたちは自分にとって身近な単語や表現から順に身につけていくのです。簡単だとか難しいとかではなく、子どもにとって身近かそうでないかがポイントになってきます。
 子どもにとって身近な言葉とは「母と子の会話であり」「両親の会話」です。いくら「subject(教科)」といった単語を中学1年生で習うからといって『パルキッズ』の中にいきなり出てくることはありません。
 話を戻して、『パルキッズプリスクーラー』と『パルキッズキンダー』はどちらも身近な単語ばかりが出てきますが、『パルキッズプリスクーラー』の方がより家の中を中心としたプライベートな出来事が中心で、『パルキッズキンダー』は幼稚園での友だちや先生との会話などのよりパブリックな内容になっています。
 確かに下の子にとっては『パルキッズプリスクーラー』の内容がより身近です。しかし上に兄姉がいる場合、家庭内での会話も友だちとのお話や、園でのお話が出てきます。つまり、兄姉がいる場合は『パルキッズキンダー』で出てくるような表現や単語が下の子にとっては身近な単語としてあふれているのです。
 以上の理由から下の子も上の子と一緒に『パルキッズキンダー』をかけ流していただくのがよいと言えます。また上の子が『パルキッズキンダー』を終了した後、下の子のために『パルキッズプリスクーラー』をかけ流してあげましょう。兄弟がいる場合は『パルキッズプリスクーラー』と『パルキッズキンダー』のかけ流しの順番が前後することがありますが、重要なのは4年間のかけ流しができたかどうかです。どちらが先になるにせよ、4年間のかけ流しをしっかりと行いましょう。


| 暗唱の取り組み

特集イメージ2 絵本の暗唱の取り組みの場合はかけ流しの取り組みとは違い、兄弟での取り組みを工夫する必要があります。かけ流しの様なインプットの取り組みでは、英語を耳にしているだけで脳が勝手に処理をするだけなので、兄弟間の差はあまり見られません。しかし絵本の暗唱のようにアウトプットを求める取り組みでは、できるできないがはっきりとわかってしまいます。この「できるできない」を意識しているのは親だけではなく、兄弟同士、特に上の子が下の子に対して意識をしています。ここを常に注意しながら取り組むことが必要です。
 一番良いのは上の子と下の子で取り組みのスタート時期をずらすということです。上の子と下の子が別々の取り組みをしているわけですから、上の子が多少できなくても下の子のことは気になりません。ただこの場合お母さまの管理が大変になります。2人兄弟の場合、『パルキッズ』のかけ流しを90分、『I Can Read!』のかけ流しを上の子と下の子用に20分ずつ、そして読み聞かせを5分ずつ、さらにドリルを行うとなると1日合計3時間弱の取り組みとなります。特に共働きのご家庭では、時間の確保が難しくなるでしょう。
 次に兄弟が同時に暗唱の取り組みを行う場合を見ていきましょう。かけ流しは『パルキッズ』同様、2人同時に行います。インプットは2人同時でも上の子は特に気にしません。次にDVDでの読み聞かせです。ここで必要なのが「この教材は上の子のために買った」ということを子どもたちに意識させることです。実際にはそうではありませんが、この様に線引きをすることで、上の子の自尊心を満たすことができます。DVDを見ているときに下の子が上の子をさえぎって無邪気に言葉を発しても、ルールさえ決めておけば、これは上の子のお勉強だからね、と下の子に教えてあげることができます。
 その後、『I Can Read!』であればそれぞれの子の名前入りの絵本を与え、ひとりずつ親と一緒に発表の時間を設けてあげれば下の子も納得するでしょう。
 決して発表をするときに2人同時に行わないようにしましょう。下の子はプレッシャーがない分、間違いを怖れずどんどん発語する傾向があります。上の子にとってそうやって下の子がどんどん読み進めることがプレッシャーになり、なかなか口から英語を出してくれなくなります。親からすると「どうして上の子は読んでくれないんだろう?下の子はこんなに上手にやってくれるのに」と上の子と下の子を比較してしまいます。それを上の子は敏感に察知し、さらに貝のように口を閉ざし、しまいには「絵本読みは嫌い!」と言い出すことになりかねません。暗唱の発表をする場合はこの点に気を付けてください。
 よく兄弟の暗唱の取り組みでお伝えしているコツがあります。それは上の子に下の子の暗唱の面倒を見させることです。上の子の暗唱は親がチェックし、下の子のは上の子がチェックするのです。こうすると上の子のプライドが傷つかないだけでなく、上の子にとってよい復習になりますし、下の子も上の子に教えてもらえることに嫌がることはありませんので、非常に上手く行くようです。ぜひお試しください。


| ドリルの取り組み

特集イメージ2 ドリルの場合も上の子と下の子の開始時期をずらすのが最も有効です。また、暗唱の取り組みが兄弟で上手くいかず、どうしても上の子が暗唱をしてくれない場合はドリルの取り組みを積極的に行いましょう。上の子は聞き分けのよい子が多いので、ドリルが得意な傾向があります。絵本からの暗唱が読解力育成には一番効果的なのですが、ドリルから読解力育成のきっかけをつかみ、読める様になる子も大勢います。結果として読めるようになることが目的なのですから、どうしても絵本の暗唱にこだわる必要もありません。
 この様にどの取り組みにおいても上の子優先で行っていただくのがよいでしょう。これは英語に限ったことではありません。小学校に上がり、それぞれの興味の対象に違いが出るまでは上の子優先で全ての教育を行い、上の子は上の子の、下の子は下の子の興味の対象が見つかれば、そこで初めて個々にあった取り組みを与えていくようにしましょう。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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