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2024年10月号パルキッズ塾

Vol.138 | 絵本教材『アイキャンリード』『アイラブリーディング』の使い方がアップデート!

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2410/
小豆澤宏次『絵本教材『アイキャンリード』『アイラブリーディング』の使い方がアップデート!』(株式会社 児童英語研究所、2024年)


絵本教材『アイキャンリード』『アイラブリーディング』の使い方がアップデート! パルキッズプログラムって他と何が違うの?というご質問をよく受けます。特に現在ご検討いただいている方からすると、比較検討する教材なりプログラムと何が違うのかを知りたいというのは当然です。こう聞かれた場合に、私はパルキッズの3つのゴールをお伝えしています。
 ①「英語を英語のまま理解する力を身につける」いわゆるイマージョン教育です。パルキッズは日本語を介して英語を学習したり、文法教育など我々が中学生以降に受けてきた英語教育とは異なります。②「小学生の間に英検準2級」これは他と違う大きなポイントです。あくまでもここが最終ゴールではありませんが、ひとつのマイルストーンとして具体的なゴールをご提案しています。特に英語教育において具体的なゴールを提示するということは稀です。○ザップではありませんが、親御さんのニーズもより費用対効果を求める流れになっているので、我々もできるだけ具体的な目標を設定しています。③「英書で読書できる子に育てる」ここがいわゆる最終ゴールです。パルキッズプログラムで最も大切にしているのがインプットです。これは言語力を育てるために必要不可欠な部分です。パルキッズではかけ流しによる耳からのインプットを経て、読解力を育てることで目からのインプットを生涯にわたって行うことができるようにしていきます。
 パルキッズの教材は上記3つのゴールを達成するために必要最低限のものだけをご用意しています。だからこそ簡単でわかりやすいと長年ご支持をいただいているのだと考えています。
 今回はその中でも、英書で読書できるようになるための最初の一歩、読解力育成教材『アイキャンリード』『アイラブリーディング』にスポットを当ててみたいと思っています。


教務は時代とともに変化していきます

教務は時代とともに変化していきます パルキッズでは生まれてから30年以上、基本的な教務の指導方法は変わりません。しかし、時代とともによりユーザビリティを高め、さらに言語学的な研究を重ねる上で、教務部分の細かい微調整は行なってきています。  例えば、インプットする内容が少なかったパルキッズが生まれたばかりのころは、すべて聴き終わったら復習として再度かけ流しをするという指導がありました。これも『パルキッズキンダー』が生まれることで、インプット内容が3年から4年分になり、復習は必要なくなりました。また、親御さんが行うフラッシュカードもそうです。昔は「かな絵ちゃんカード」などの別売りフラッシュカードを用意して、それをお子様にめくって見せることをやっていいただいていました。しかし今はオンラインレッスンの中ですべて完結です。フラッシュカードを買ったり、作ったりする必要もなくなりました。
 そして今回、読解力育成教材『アイキャンリード』『アイラブリーディング』について、教材の位置付けを変えることにしました。これまでは暗唱用絵本教材としてご提供していましたが、読み聞かせ用絵本教材として、その役割を多少変更することになりました。


なぜ暗唱用から読み聞かせ用に?

なぜ暗唱用から読み聞かせ用に? 元々、パルキッズは家庭用教材として、さらには教室用教材として並行して存在していました。教室での主な取り組みのひとつに、絵本の暗唱発表というものがありました。古くは『リタラシーリンクス』『ストーリーテラー』といった絵本教材を使って、毎週子どもたちは教室で暗唱をしていました。そして『アイキャンリード』『アイラブリーディング』もその役割を引き継ぎ、暗唱用絵本教材として今に至ります。
 しかし、オンラインレッスンが生まれて以降、パルキッズは基本的に家庭用英語学習教材としての色合いが強くなり、これまで教室で行っていた暗唱発表を家庭で行うということが難しくなってきました。なぜなら暗唱ができる子は、外交的な性格がお子様であるという場合が多く、英語力の問題ではないからです。読みたくて仕方ない子は、家庭で積極的に暗唱をしてくれます。一方で内向的な性格の子、特に慎重な子が多い、長子の場合は、暗唱をしてくれないことがよくあります。これが親御さんのプレッシャーになっていることがわかってきました。そしてそれが引いてはお子様へのプレッシャーとなり、取り組みが中断してしまう原因のひとつになっていました。
 そもそも読解力を育成するステップとして、暗唱は含まれていません。『アイキャンリード』『アイラブリーディング』の目的は元々「読み聞かせ」にありました。もちろん暗唱をすることで、親御さんは安心し、それがお子様にも伝わって自信になり、プラスの循環を生み出すからこそ、教室ではその機会提供をしていたのです。しかし、より多くの親御さんがストレスなく取り組みを行うためには、改めて『アイキャンリード』『アイラブリーディング』の位置付けを必要最低限の「読み聞かせ」のみにした方がよいとの結論に至りました。そして「読み聞かせ」を通して『アイキャンリード』『アイラブリーディング』で拾い読みができるようになり、その後の『パルキッズジュニア』を通して音読のトレーニングを行い、そして『7-day English』『The Book of Books』で多読の入口に立ち、あとは好きな本で読書をするという読解力育成のロードマップができあがったのです。


主な変更点は開始年齢

主な変更点は開始年齢 これまでご紹介した通り、暗唱用絵本教材から読み聞かせ絵本教材としての役割の細かな変更はありますが、実際にユーザー様に関係する部分はどこなのかをお伝えします。
 変更点は1点だけで、開始年齢です。暗唱用絵本としてご提供していた時は、暗唱できなければいけないので、身体的に二語文以上を話せなければいけないという制約がありました。そのため、個人差はありますが、およそ2歳から2歳半ぐらいのスタートを推奨していました。
 しかし読み聞かせということになるとどうでしょうか?日本語の絵本を想像してください。皆さんはお子様が生まれた時から絵本を読んであげていますよね。そのため『アイキャンリード』『アイラブリーディング』の開始年齢も『パルキッズプリスクーラー』同様、オンラインレッスンがあるため生後半年以降のスタートを推奨することに変更いたしました。つまり『パルキッズプリスクーラー』と同時に絵本教材もスタートできることになったため、早期から取り組みをスタートした親御さんの取り組み管理が楽になりました。ちなみに『アイラブリーディング』は基本的に『アイキャンリード』修了生が取り組む教材なので、この教材を0歳からスタートする方はいないでしょうから、『アイキャンリード』のスタートのタイミングに変更があったと認識していただければよいでしょう。
 あと、読み聞かせ用になったとは言え、もちろん暗唱しても構いません。絵本の内容を口から出すことで、親御も安心ですし、お子様も自信になります。ぜひ性格的にどんどん暗唱できる子はそういった場を設けてあげましょう。
 今回は皆さんの取り組みに関わる教務的な変更をお伝えしました。今後もこういった変更がある場合は、この場でできるだけわかりやすく解説したいと思いますので、引き続き「パルキッズ塾」をご覧いただければ幸いです。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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