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2024年3月号パルキッズ塾

Vol.131 | パルキッズ基本の「き」幼児英語教育編

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2403/
小豆澤宏次『パルキッズ基本の「き」幼児英語教育編』(株式会社 児童英語研究所、2024年)


パルキッズ基本の「き」幼児英語教育編 年度末ですね!4月から入園・入学など生活環境が大きく変わるお子様も多いこの季節、ついつい取り組みのペースが乱れてしまう、そんなこともあるでしょう。毎年この季節になると私も同じことを言っていますが、この時期だからこそ、取り組みの基本の「き」をもう一度勉強しておきましょう。現在パルキッズをお取り組み中の方はもちろんですが、この時期スタートされる方が多いので、そんなニューカマーの皆様にもぜひ知っておいていただきたい内容を書かせていただきます。
 まずはパルキッズのゴールを確認しましょう。パルキッズのゴールは「読書だけで自分で英語力を高めていける子に育てる」ことです。その通過点として「小学生で英検準2級レベルに持っていく」などがあります。決して英検に合格しなければいけない。そうでないとお先真っ暗ということではないのでご安心ください。そこから逆算してパルキッズではすべてのプログラムが作られてます。言語環境としてのメイン教材(パルキッズプリスクーラー、パルキッズキンダー、パルキッズジュニア)、読書がゴールですから読解力育成用の教材(アイキャンリード、アイラブリーディング、パルキッズジュニア、7-day English、The Book of Books)、そしてパルキッズの子どもたちのようにイマージョン教育を受けた子のための英検対策教材(英検オンラインレッスン5級~準1級)というシンプルな構成となっています。
 と、パルキッズのアウトラインを確認したところで、今回は幼児英語教育と小学生以降の英語教育に分けて解説していこうと思います。今回はその前編ということで「幼児英語教育編」をお届けします。


兎にも角にもかけ流し

兎にも角にもかけ流し パルキッズの取り組みで一番大切なのは「かけ流し」です。ただし「かけ流し」という言葉が一人歩きして、英語であれば何でも流せばよいと思っている方が少なくありません。便利な世の中になったもので、ポッドキャストやYouTubeなどで英語のオンラインコンテンツを無料で利用することができます。そういったものを家庭内で流し、それを「かけ流し」としている方がいらっしゃいます。
 なぜ「かけ流し」を行うのでしょうか?それは幼児にとって最適な言語環境を与えることで「言語のリズム」を獲得するためです。そこが抜けているので、英語であれば何でも流したり、無理に聴かせたり、リピートさせたり、内容を覚えさせたり、そんな自己流の取り組みが生まれてしまうのです。繰り返しますが「かけ流し」は幼児にとって必要な言語環境を与えるために行うものです。
 となると「言語環境とは何ぞや?」という疑問にぶつかります。そこは成功者に学ぶのが一番です。成功者とはみなさんです。なぜなら日本人であれば日本語をすでに身につけている、言語を習得した成功者だからです。私たちが日本語を身につける上で、幼児期に身を置いていた言語環境を振り返ってみましょう。そこには主に家庭内で交わされる卑近な会話だったのではないでしょうか?親御さんの会話、親御さんからわが子への語りかけ、そして内容は決して高いレベルのものではなく、身近な内容ばかりだったはずです。そしてその内容を子どもたちは無自覚で耳にしています。もちろん覚えさせられたり、リピートさせられることもありません。親御さんはそんな言語環境をわが子のために一生懸命作っているという意識もありません。それをそのまま英語に置き換えたのがパルキッズなのです。家庭内で交わされる卑近な会話、これがポイントです。歌でもお話でもファンタジーでもありません。
 そしてこの言語環境に1年も身を置けば「言語のリズム」を身につけることができます。言語のリズムとは連続した音から単語単位に音を切り出せるようになるということです。1年経っても英語力が上がっているようには見えない、そうおっしゃる方もいますが、当然です。かけ流しを続けてきてようやくお子さまには英語が単語単位で聞こえるようになっているのです。親御さんからすればスモールステップかもしれませんが、実は英語教育においてこれはジャイアントステップです。そもそもここができないから英語のリスニングができないのです。


読解力育成は読み聞かせから

読解力育成は読み聞かせから 多くの親御さんが、お子様がバイリンガルになったイメージとしては「ネイティブと自由に意見交換している様子」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は言語発達において大きくわけて2段階で子どもたちの英語力は成長していきます。まず第一段階としては3歳レベルのいわゆる母語が完成する生活言語レベルがあります。この時点では子どもたちの間で言語レベルにそこまで差異はありません。次に、インプット量によって言語レベルが大きく異なってくる学習言語レベルがあります。日本語で言うと、前者が日本語、後者が国語と言ってもよいでしょう。そして学習言語レベルを高めるためには、家庭内の卑近な会話では足りません。ここからはどれだけ読書でインプットしたかが鍵になります。
 インター出身の子で、英語力が伸び悩むのは、学習言語としての英語力を高めていなかったことが原因です。そして冒頭の「ネイティブと自由に意見交換している様子」というのは学習言語レベルが高くないと達成できないのです。つまり、読書によってインプット量を増やす、これが日本語でも英語でも必要になってきます。
 では、どうやって読書ができるようになるのでしょうか。大きく分けると4つの段階で構成されています。まず第一の段階が「読み聞かせ」です。親御さんにたくさんの絵本を読み聞かせしてもらうことで、ある頃から音声と文字の関係に気づき始めます。そして第二段階の「拾い読み」へと移ります。何となく読めるようになった子どもたちは、自分のルールでトライアンドエラーを繰り返しながら読み始めます。拾い読みをしている子どもたちを見ていると、間違いも含め、とても微笑ましいですよね。そして第三段階が「音読」です。国語の教科書を正しく、そして早く読めるようになります。音読の経験を繰り返すことで、文字の音声化が自動的にできるようになり、読みながら同時に理解する余裕が出てきたところで、最後の段階の「多読」になります。これを英語でもやることが必要です。
 まずは読み聞かせですよね。パルキッズでは「アイキャンリード」「アイラブリーディング」を使って「読み聞かせ」から「拾い読み」までを達成するイメージで取り組んでいきましょう。


自分で取り組みをさせちゃダメ!幼児教育の基本は「やってみせる」こと

自分で取り組みをさせちゃダメ!幼児教育の基本は「やってみせる」こと 幼児英語教育において、与えるコンテンツとしては「かけ流し」と「絵本」が重要であることがわかりました。最後にそのコンテンツをいかに与えるのか、についてお伝えさせていただきます。
 まず大前提として、幼児にとって英語は「獲得」するものであって「学ぶ」ものではありません。これを親御さん側から言い換えると、「与える」ものであって「教える」ものではないということです。子どもたちは言語環境から先天的に持つユニバーサルグラマーを使って「獲得」しちゃうものなのに、親御さんから教えられてしまってはうまくいきません。親御さんはあくまでも適切な環境を作ることだけに専念しましょう。
 その上で、オンラインレッスンなどの取り組みをどういうスタンスで行うのかについて考えてみましょう。オンラインレッスンを学びの場として考えてしまうと、画面に集中させたり、リピートさせたり、正答を選ばせようとしたりといった積極的な働きかけをしてしまいます。これでは「教える」になってしまい、うまくいきません。かけ流しはもちろんですが、オンラインレッスンもインプットです。幼児期はまずは親御さんがやってみせるところからでよいのです。無理にお子さまが取り組む必要はありません。ボーッと見ているだけで構いません。そこから少しずつボタンが押せるようになったり、選べるようになったりと、親御さんの役割をバトンタッチしていけばよいのです。ちなみにバトンタッチはドラスティックに行われることはありません。幼稚園に入ったから今日からひとりで全部やりなさい、とはいきません。少しずつできるようになった、もしくはやりたくなったところからやらせてあげればよいのです。

 今回は幼児英語教育の基本の「き」をご紹介いたしました。本当はもっと色々お伝えしたいところはあるのですが、まずはこの3つを覚えていただければ迷うことなくお取り組みを継続していただけるはずです。新年度が始まっても、ここだけ忘れないよう日々の取り組みをおこなってくださいね。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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