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2020年9月号パルキッズ塾

Vol.101 | 子育ては「認める」ことから始めよう

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2109/
小豆澤宏次『子育ては「認める」ことから始めよう』(株式会社 児童英語研究所、2021年)


特集イメージ1 日本全国のお母様(念のためお父様も)いつも子育てご苦労さまです!子どもにとっては夏休み、しかし親にとってはいつもよりもやることが増えるというこの時期も、もうすぐ終わりです。子育ては、子どもの成長を感じられる楽しみはもちろんありますが、うまくいかない、思い通りにことが進まないというストレスもあります。そんなストレスを感じてはいけない、ということはありません。親も人間です。辛い時は辛いですし、休みたいときだってあるんです。そんな親御さんのストレスを少しでも軽減できればと、毎月こうやって子育てを様々な角度から切って発信させていただいております。ぜひお役立ていただければ幸いです。
 さて、私が幼児・児童の教育に携わるようになってから早20年になります。最初は何もわからない青年だったわけですが、積み重ねてきた経験、つまり親御さん、子どもたちとの関係の中で、ようやく様々なご指導ができるようになりました。
 中でも故・七田眞先生の教えは今でも私の指導者としての指針になっています。先生の著書に『認めてほめて愛して育てる』(PHP研究所)があります。タイトルにもあるこの言葉で子育ての真髄を見た気がしたことを今でも覚えています。
 特に私は「認める」ということを正しく理解するのに少々時間がかかりました。「愛する」「ほめる」というのは簡単だったのですが「認める」とはどういうことなのか、私なりに咀嚼して理解した内容をみなさんとシェアをしたいと思います。改めて「認める」というのは子育ての核であることに気付かされました。


存在を認める

特集イメージ2 まずはお子様の存在を認めるところからがスタートです。「いやいや、そこにいるから存在を認めているに決まっている」と思われるかもしれませんが、意外と子どもを親の分身のように思っている方が多いことに驚かされます。具体的に言うと「〇〇ちゃんはお父さん似だから〇〇だよね」と思うことはありませんか?ポジティブな点もネガティブな点もです。例えばお父さんが無口で頑固な性格だったとします。すると「〇〇もお父さんに似て頑固なのよね」と何かにつけて親の特性に紐づけてしまうわけです。そうすることで、子どもを無色透明ではなくすでに色がついたメガネで見てしまうのです。
 親子ですから外見も含め似ることは当然です。しかし、子どもは親の分身ではありません。子どもは親とは違う1人の人間です。まずはそう見ることが子育ての基本です。
 また兄弟がいる場合も同様です。兄弟間で比較したり、共通の特性ですべてを判断することは良くありありません。上の子と下の子は別々の人間です。それぞれをフラットな視点で見てあげることが大切です。
 親が我が子に対して「自分とは違う1人の人間である」と認めた時に、はじめて我が子に対して「敬意を払う」とこができるのではないでしょうか。
 親ができなかったことを我が子で回収しようと思う親御さんは少なくありません。例えばサッカー選手になりたかった自分の代わりに我が子にさせる、そういったことです。我が子をサッカー選手にするのは問題ありません。ただ自分の代わりにと思うことが、我が子を自分とは違う1人の人間として見ていないことになるのではないでしょうか。
 まずは我が子の存在を認め、敬意を払うことが子育ての第一歩であると覚えてください。


絶対評価で認める

特集イメージ3 お子様は唯一無二の存在です。前述の七田眞先生の言葉の中の「ほめる」に関わることですが、お子様をほめる時についつい誰かと比較をしてほめていませんか?周りの同じぐらいの年齢の子どもたち、親、兄弟、我が子の周りには比較できる対象がたくさん存在します。
 自転車に乗るひとつとってみても、我が子が乗れるようになったら、それだけですばらしいことです。しかし、親が自分の子ども時代と比較して、もう少し早い年齢で乗れていたとすると、我が子をほめることができないかもしれません。また隣の〇〇ちゃんはもう乗れていたのに、お兄ちゃんはもう乗れていたのに、そうなると1番にならなければほめることができなくなります。
 さらに言うと、周りだけでなく、お子様自身の過去とも比較して評価する場合もあります。去年はこんなに成績が良かったのに、幼稚園の頃は本当にお利口だったのに、これはお子様にとって不幸なことです。
 本来、ほめることは「できた行為を比較することなく絶対評価で認める」ことです。今できたこと、今がんばったこと、それだけを見て認めてあげましょう。そうすることで、テクニックではなく、心からお子様をほめることができるようになります。子どもたちはとても敏感です。周りが自分を認めて心からほめてくれているかどうかを感じています。
 周りと比較しないと言うのは簡単ですが、これは人によっては結構難題です。親御さん自身が比較する癖がある場合は、そこから手をつけてみましょう。ちなみに半分冗談ですが、イラストレーターのみうらじゅんさんが「比較三原則(非核三原則を文字って)」を提唱しています。これは「他人・過去・親」と自分を比較しないことだそうです。ぜひ参考にしてみてください。


認めるとは受け入れる

特集イメージ3 最後に認めるということについてもう少し詳しく見ていきましょう。私は認めるとは「admit」ではなく「accept」だと思っています。「admit」というと〇〇であることを許可するといったイメージがあります。認定するといったような感じでしょうか。ずいぶん上から目線です。私が言う認めるとは「そうであることを受け入れる」ということに他なりません。
 七田眞先生は子どもは生まれてきた時点で100点満点とおっしゃっていました。足の速い子・遅い子、よく話す子・無口な子、成長が早い子・遅い子、当たり前ですが様々な子どもがいます。でも親からするとどの子も100点満点なのです。親が自分をそういう存在として受け入れてくれる、子どもにとってはこんなに幸せで安心することはありません。
 我が子のすべてを受け入れることができていないな、とお感じの親御さんは、まずは全部を受け入れることから始めましょう。それが認めるということなのですから。
 そしてそれを身体で表してあげることが何よりも大切です。ギュッと抱きしめてあげる。その行為はお子様にとって親に受け入れられていると感じる瞬間です。気持ちや言葉も大切ですが、こうやって行動で示してあげることがお子様にとってわかりやすいですね。
 今回は子育て全般の話になってしまいましたが、認める・受け入れる、これが子育ての第一歩であることを念頭に、日々の子育てをがんばっていきましょう。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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