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2016年01月号パルキッズ塾

Vol.33 | かけ流しの取り組みは順調ですか?

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-1601/
小豆澤宏次『かけ流しの取り組みは順調ですか?』(株式会社 児童英語研究所、2016年)


特集イメージ1 2016年新年号ということで、今回は皆様と一緒に「パルキッズの基本」を考えてみたいと思います。「パルキッズの基本」とはなんでしょうか。パルキッズの取り組みで1番重要なものです。それは「1日90分のパルキッズのかけ流し」に他なりません。
 パルキッズのかけ流しとは、言い換えるならお子さまがことばを身につけるのに必要不可欠である「言語環境」です。ことばを身につける過程をコップと水で例えるなら、コップに水を注ぎ入れる作業がかけ流しです。そして注ぎ続けることで、水はコップからあふれ出します。つまりお子さまの中に蓄積された「ことば」があふれ出すのです。コップに水を注ぎ入れることをしなければ、いくら待っていても水はあふれ出すことはありません。このように、ことばを身につけるということはとてもシンプルな構造になっているのです。
 しかし、水があふれ出すまでは相応の時間がかかります。
 一部例外もありますが、日本語であれば、ほとんどの日本人のお子さまは生まれてから1日90分ほどの親からの語りかけや、家庭内の会話を耳にすることで、1歳前後で喃語(「ばば」「ぶぶ」といった、声帯の使い方や発声される音を学習している段階)に単語が混ざり始めます。そして2歳前後で二語文を話すようになり、3歳前後で日本語の完成期を迎えます。このように、ほとんどのお子さまは、ことばを身につけるのに3年程度の月日を要するのです。 それまで親の役目としては、ひたすら水をコップに注ぎ続ける、つまり言語環境を与え続ける必要があるのですが、ことばを身につけるということを成果として考えると、その成果はすぐには表れないため、取り組みに対するモチベーションが保てず、取り組みが中断してしまうご家庭もあります。
 どんなお子さまでも「言語環境」を与え続けることで、成果は必ず見えてきます。かけ流しによってどのご家庭でも「言語環境作り」が継続して行えるよう、今回は「かけ流し」の取り組みに関する様々な疑問にお答えしていきます。


| 分けて流しても良いのですか?

特集イメージ2Q:『パルキッズプリスクーラー』に取り組んでいます。1日90分のかけ流しは連続して行わなければいけませんか?それとも分けてかけ流しをして1日の合計が90分になるようにしてもよいのでしょうか。

A:かけ流しは分けて行っていただいて結構です。かけ流しの役割は言わば、お子さまの周りにあふれる言語環境の代わりです。お母さまの語りかけや、家族間の会話といったものです。それらの言語環境は1日のうちに連続して存在するわけではありません。断続的に存在します。実際に多くのパルキッズ生が、朝晩分けてかけ流しをおこなって成果を出しています。


| 新生児期のかけ流し

特集イメージ3Q:うちの子は今3カ月で『パルキッズプリスクーラー』に取り組んでいます。生後半年まではかけ流しは1日45分とありますが、なぜ90分ではないのでしょうか。

A:生後半年までは1日の睡眠時間が15~20時間と言われています。つまり1日の半分以上は寝ているわけです。一方半年を過ぎると睡眠時間は11~12時間と幼児・児童の睡眠時間に近くなっていきます。寝ている時でも言語環境はお子さまの周りに存在しますが、それがどのようにお子さまの言語発達に影響を及ぼしているかは、はっきりと解明されていません。パルキッズでは睡眠学習は考慮しておりませんので、生後半年までのお子さまは言語環境に触れている時間が少ないということから45分のかけ流しをしていただくようお伝えしています。ただし、上にご兄弟がいる場合は、下の子は別の部屋で寝かせ、上の子に向けては1日90分かけ流しをしましょう。


| テレビを観ながらのかけ流し

特集イメージ3Q:かけ流しをする時間と主人がテレビを観る時間が重なります。そのためテレビとかけ流しが同時に流れている状態なのですが、これだと成果がでないのではと不安です。

A:パルキッズのかけ流しは機械音です。テレビも同様に機械音です。機械音が重なることで、かけ流しの効果やお子さまの健康に何らかの悪影響を及ぼす可能性があるのか、まだはっきりとわかっていません。教務指導員としてのこれまでの経験上、大きな問題があったというご報告はありませんので、必要以上にナーバスになる問題ではないと考えていますが、念のため、他の機械音と一緒にパルキッズをかけ流さないようご指導しています。後はご主人がテレビを観る時間帯とかけ流しの時間を分けるよう、スケジュールの調整をご主人と一緒に話し合いましょう。


| かけ流しを嫌がります

特集イメージ3Q:『パルキッズプリスクーラー』の取り組みを始めて3カ月目です。最初はかけ流しをしても喜んで聞いていたのですが、最近嫌がるようになりました。どうしたらよいのでしょうか。

A:かけ流すと嫌がるということは、流れている音を意識しているということになります。パルキッズのかけ流しは意識して聞くのではなく、BGMとして耳に入っている状態を作っていただくのが理想的です。お子さまが好んでかけ流しを意識的に聞いてしまう場合は無理に止めず、自然に任せていただいて結構ですが、少しでも嫌がるようであれば、思い切ってボリュームを下げてみましょう。また、かけ流すタイミングも、食事中や遊んでいる時、他の取り組みをしている時など、お子さまが何か他のことに熱中している時にかけ流してあげるとよいでしょう。


| 成果が見えてきません

特集イメージ4Q:毎日90分欠かさずかけ流しをしているのですが、なかなか成果が出てきていないように思えます。何か取り組み方が間違っていたのでしょうか。

A:まず何をして成果とするのかを考えてみましょう。お子さまが英語の歌を歌ってくれたり、単語が口から出てくるというのは、お母さまとしてもうれしいですし、成果として見ることもできます。しかし、こういった目に見えるアウトプットは、本来の成果、つまり「英書で読書ができるお子さま」になる途中で見える成果の氷山の一角でしかありません。なぜなら、こういった目に見えるアウトプットはお子さまの性格によって大きく異なるからです。本当に成果として実感できるのは、お子さまの「読み」が始まった頃からです。それまではインプットの学習である「かけ流し」と定着の学習である「オンラインレッスン」「DVD」を継続して取り組む必要があります。お子さまが日本語を身につけるのと同じで、一朝一夕で大きな変化は現れてきませんが、取り組みさえ継続していれば、必ず成果として実感できる日が来ます。今は多くを求めるのではなく、日々お子さまが見せてくれるほんの些細な変化を見逃さず、変化が見えたときはお子さまと一緒に驚き、喜んでみましょう。それがお子さまの自信へとつながります。そしてその自信が学習へのモチベーションにつながります。

 今回は誌面の制限もあり、最もよくいただくご質問に限定してご紹介させていただきました。
 これまで繰り返しお伝えしてきたように、パルキッズのかけ流しがお子さまの英語教育にとって根幹となる取り組みになります。ここがなくてはせっかく始めたパルキッズの取り組みも十分な成果を上げることができません。
 パルキッズのかけ流しが最近滞っていたご家庭は、まず毎日どの時間帯にかけ流しの取り組みを行うのか、無理のないようなスケジュールを決め、早速取り組みを再開しましょう。順調にかけ流しができているご家庭は2016年もこれまでと変わりなく、淡々と日々の英語環境作りを行っていきましょう。
 近い将来、皆様から掲示板で成果のご報告をいただくのを楽しみにしています。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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