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2014年12月号パルキッズ塾

Vol.20 | 暗唱と音読

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-1412/
小豆澤宏次『暗唱と音読』(株式会社 児童英語研究所、2014年)


特集イメージ1 今月から暗唱絵本新シリーズ「アイラブリーディング!」の取り組みをスタートしたお子さまが大勢いらっしゃいます。まずは文字が読めないお子さまが、読む力を育てて行く読力育成としての「アイキャンリード!」そして、読力を身につけたお子さまが読解力育成として取り組む「アイラブリーディング!」で、さらにパルキッズ生の英語力のレベルが上がっていくでしょう。
 現在でもパルキッズ生の英検合格者、特に英検準2級の合格者は右肩上がりに増え続けています。しかしこの「アイラブリーディング!」の登場で、合格者数だけでなく合格率も確実に高まっていくでしょう。ご指導をさせていただいている我々にとって、より確実に成果が出るプログラムをご提供できいることに喜びを感じています。
 さて、この読解力を身につける暗唱から音読のプログラム、「アイラブリーディング!」が登場した今、もう一度「暗唱・音読」の取り組みの流れを確認していきましょう。


| パルキッズと絵本の取り組み

特集イメージ2 パルキッズのプログラムには、「パルキッズプリスクーラー」「パルキッズキンダー」による1日90分のかけ流しの取り組みと、「アイキャンリード!」「アイラブリーディング!」による絵本の暗唱・音読の取り組みがあります。この2つの取り組みはそれぞれ目的が違います。ですから「パルキッズ」が「絵本の暗唱・音読」の取り組みを補うことはできませんし、その逆もしかりです
 「パルキッズ」の取り組みの目的は「英語の回路を作る」ことです。もう少し分かりやすい言葉を使うのであれば「英語を日本語に訳さずイメージで理解できる能力を育てる」ということです。日本語で言えば3歳前後に完成期を迎える「生活言語」としての英語を身につけることができるのです。これが言語を身につける上で必要不可欠な土台となる力です。この力なくして英語を身につけることはできません
 一方「絵本の暗唱・音読」は前述のとおり「読解力を身につける」取り組みです。「パルキッズ」で身につけた英語の回路を通して、絵本から「語彙」「文字読みのルール」を学び、最終的には英語で知識を得るという「学習言語」としての英語を身につけることに主眼を置いているのがこの取り組みです。英語力の根幹となる土台を作る「パルキッズ」そしてその土台の上に知識を積み重ねていくのが「絵本の暗唱・音読」と考えればわかりやすいでしょう。


| 暗唱の取り組みとは

特集イメージ2 お子さまによって差はありますが、日本語を母国語とするお子さまは、およそ2歳から2歳半の間に二語文を話し始めます。「お水のむ」といったものですね。二語文を話し始めたら絵本の暗唱の始め時です。まずは「アイキャンリード!」から取り組んでいきましょう。
 取り組みの流れをご説明する前に、英語学習における暗唱とは何かを知る必要があります。「暗唱」と聞くと「文章をんじなければいけない」と思っていらっしゃるかもしれません。日本語の、いわゆる能力開発の一環としての暗唱であれば、文章を見ず、記憶してんじる必要があります。しかし、英語の場合はそうではありません。絵本の暗唱を始めたばかりのお子さまは当然ながら文字を読むことができません。そのため英文の「音」を覚えて諳んじることしかできません。そもそも「読めるようになるための取り組み」であるため、絵本を開きながら、読める文字は読みながら声に出して読んでいくのが英語の暗唱なのです。文字が読めないために、英文を諳んじているので便宜的に「暗唱」と呼んでいるのです。暗唱だからといって、絵本を取り上げて読ませる必要はありません。
 暗唱の取り組みでまず必要なことは「インプット」です。CDまたはオンラインで取り組む絵本の音声を1日8回かけ流します。これにより文字の読めないお子さまでも、自然と絵本に収録されている英文の音を覚え、まるで歌やCMのフレーズをいつの間にか口に出しているのと同じ様に、絵本を暗唱できるようになります。
 この暗唱の取り組みを日々行うことで、まったく文字が読めなかったお子さまも、だれに教わるでもなくフォニックスをはじめとする読みのルールを身につけていくのです。この力は幼児期特有のものです。臨界期を迎える前の幼児期に暗唱の取り組みを行うことで、お子さまにとって負担の大きい「文字読みのトレーニング」を楽に進められるようになります。最も良い形は、幼児期に「アイキャンリード!」「アイラブリーディング!」の暗唱を終わらせてしまうことです。前述したように取り組みの途中で文字が読めるようになり、暗唱ではなく音読をしている状態になっても構いません。かけ流しをし、1カ月4冊のペースで進められる暗唱の取り組みを早い段階で取り入れていきましょう。


| 音読の取り組みとは

特集イメージ2 「アイキャンリード!」「アイラブリーディング!」の暗唱の取り組みを行ったお子さまは、すでに英文を音読できるお子さまも多いでしょう。しかし中には基礎的な単語が正しく読めなかったり、慎重で内気な性格で暗唱が口から出なかったお子さまもいらっしゃいます。「アイキャンリード!」「アイラブリーディング!」の取り組みが終わった時点で、読みを始めとするアウトプットに不安が残るお子さまには音読の取り組みが有効です。また、かけ流しが有効な臨界期を超えている小学校中学年以上のお子さまは、暗唱をスキップして音読の取り組みを行います。小学校中学年以上のお子さまとはいえ、英語学習を始めたばかりの場合、音読の取り組みは非常に負担の大きいものです。音読に取り組む場合は簡単過ぎると思えるぐらいのレベルから始めましょう。まずは「アイキャンリード!」で行うのをお薦めします
 ここでの音読の取り組みの目的は「文字を正確に読めるようになる」ことです。小学校では国語の授業で読力強化の一環として教科書の音読の取り組みが行われます。正確に、間違うことなくスラスラと読めるようにしていきます。その取り組みと同じであるとお考えください。
 暗唱の取り組みでは1カ月毎と期間を区切って取り組む絵本を替えていきます。また取り組む絵本も4冊ずつになります。一方音読では完成度で見ていきます。1冊ずつ100%読めるまで次の本には進みません。


| 取り組みの流れを確認しよう

特集イメージ3 それではオンラインレッスンを含む暗唱・音読それぞれの取り組みの流れを見ていきましょう。  ★暗唱の取り組みとして「アイキャンリード!」「アイラブリーディング!」に取り組むお子さまは次の通りに進めていきましょう。
 まずインプットです。CDまたはオンラインで当月の絵本4冊分の音声を1日8回(20~40分)かけ流します。パルキッズ同様、BGMとして低いボリュームでかけ流しましょう。
 次にオンラインレッスンに取り組みます。オンラインレッスンではクイズなどの取り組みの前に、当月の絵本を1レッスンにつき2冊ずつ見ることができます。そのためお母さまが読み聞かせをする必要はありません。月の後半になったらライブラリ(オンラインレッスン内で収録されている絵本を選んで見ることができる機能)を使って、当月の絵本を暗唱させてみましょう。嫌がるのを無理にさせる必要はありませんが、スマートフォンのビデオカメラ機能を使って撮影してあげるなど、ちょっとした工夫をしてアウトプットを促してみます。また、取り組み時間に余裕のあるお子さまは、「絵本書き出しプリント」に取り組みましょう。暗唱できる内容を書き出すことで、確実に定着へと結び付けることができます。当月の絵本に1カ月間取り組んだら、次の4冊へと移ります。以上が暗唱の取り組みの流れです。
 ★続いて音読の取り組みとして「アイキャンリード!」「アイラブリーディング!」に取り組む場合を見ていきましょう。
 音読の取り組みを行う場合、かけ流しは必要ありません。まずは、音読する1冊の絵本をライブラリで見ます。最初は音声付きの「Watch」の動画を見ましょう。その後オンラインレッスンに取り組みます。オンラインレッスンが終わったあともう一度ライブラリで音読する絵本を見ます。今度は音声なしの「Read」の動画を見ましょう。読めるところは文字色の変化にあわせて読んでみましょう。その時点で完全に読めるようであれば合格です。1箇所でも読めない単語があれば翌日も同じ絵本に取り組みます。  音読がなかなか合格できないとオンラインレッスンだけ先に進んでしまいます。その場合はオンラインレッスンを少しお休みし、音読の進度にあわせましょう。逆の場合も同様です。音読が比較的順調に進むのであればオンラインレッスンを1日数レッスン取り組み、進度を調節していきましょう。
 便利な機能として、ライブラリには絵本動画を見た回数が表示されます。お子さまが得意な絵本、苦手な絵本をひと目でご覧いただけますので、お母さまがお子さまの読力を詳しく見る場合にご活用いただけます。

 日本語の場合、日常生活を送るだけである程度の読解力は自然に身につきます(もちろんお子さまの将来を考えると、習慣的に読書を行うなど、さらに上のレベルを目指す必要がありますが)。しかし英語の場合、日常生活を送っているだけでは当然読解力は身につきません。英語を聞いているだけでも同様に身につきません。日々、文字になった英文に触れる取り組みを行う以外に方法はありません。「アイキャンリード!」「アイラブリーディング!」は幼児・児童がこの方法を行う上でこれまでにない最適な教材です。将来お子さまが英書で読書をする姿を思い浮かべながら、読解力育成の取り組みを日々行っていきましょう。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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