Vol.054 | フォニックスとサイトワーズ
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引用・転載元:
https://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/hawaiian-journal/1512hj/
船津 徹(Funatsu Toru)『Vol.054 | フォニックスとサイトワーズ』(株式会社 児童英語研究所、2015年)
日本でバイリンガル育児を成功させるには「英語のリーディング力」を育てることが必要です。日常的に英語を使うことのない環境で英語力を向上させるには、子ども自身が読書によって語彙力、表現力、構文力を鍛えていく以外に良い方法が見当たりません。
子どもが英語のリーディング力をスムーズに身につけるには「正しい順序」を守ることが大切です。子どもに日本語を教える時、最初にひらがな、次にカタカナ、そして漢字という順序で教えますね。同様に英語のリーディングにも順序があることを知ってください。
フォニックスを教える
このコラムでは繰り返し触れていますが、英語の読み書きは「フォニックス」から始まります。フォニックスは英語の五十音であり、正しい発音を身につけるために欠かせない取り組みです。フォニックスを学ぶことで正しい発音はもちろん、未知の単語を読めるようになります。
但し、フォニックスは万全でなく「拾い読み」を引き起こすので注意が必要です。アメリカの学校では「拾い読み」を解消するために「ワードファミリー」という指導を取り入れています。ワードファミリーはライムを使って読み方を教えるテクニックです。例えば'cat'と'hat'は'at'でライムしています。同様に'bat' 'fat' 'mat' 'sat' 'rat' 'pat'など、同じ音で終わる単語をまとめて教えるのです。
フォニックス指導にワードファミリーを取り入れると「拾い読み」を劇的に減らすことができます。ワードファミリーには代表的なライムが37種類あります。これらを覚えるだけで500以上の単語を「一目で」読めるようになります。フォニックスを成功させる秘訣は「ワードファミリーにあり!」です。
サイトワーズを教える
フォニックスで発音のルールを覚えたら、次のステップが「サイトワーズ」です。サイトワーズは英語の頻出単語であり、アメリカでは幼稚園から小学3年生にかけて300語~500語程度を教えます。
英語はどの単語が最もよく使われるのかが簡単に分析できます。英文は単語と単語がスペースで区切られていますね。だからコンピューターが頻出単語を抽出することができるのです。英文をエクセルなどの表計算ソフトにインプットして、ソート(並びかえ)ボタンを押せばサイトワーズリストの出来上がりです。
頻出100語のサイトワーズを覚えるだけで、全ての英文の約50%が、頻出300語を覚えると全英文の約70%が読めるようになります。サイトワーズにはいくつか異なるリストがありますが、最も一般的なものが "Dolch Sight Words"と呼ばれる220語+名詞95語のリストです。このリストはインターネットで簡単に手に入りますからぜひ活用してください。
フォニックスが単語を分解して読み方を教えるのに対して、サイトワーズは単語を丸ごと読めるように指導するのが大きな違いです。サイトワーズには「the」や「have」のようにフォニックスのルールでは正しく読めない単語が含まれます。「the」はフォニックスでは「ト」「ハ」「エ」となってしまいます。サイトワーズは「書き取り」によって丸ごと読み方と綴りを覚えさせるよう指導してください。
TLC for Kidsのフォニックスが全米2位を獲得
全米で25万人の教師が加入するアメリカ最大の教材サイト"OpenEd" でTLC for Kidsのオリジナルフォニックス"Let’s Start Smart" が第2位に選ばれました!一般的なフォニックス教材は英語ネイティブ向けに作られているため40程度の音の組み合わせしか教えません。これでは練習量が少なく、英語を読めるようになりません。"Let’s Start Smart" は英語を第二言語で学ぶ子どものために100以上の音の組み合わせを教えます!もちろんワードファミリーも40種以上含まれています!全米の教師が「効果あり」と認めたフォニックスをぜひ体験してください。
http://www.letstartsmart.com
