特集
Vol.343 | “おうち英語あるある” をスッキリ解決 Part.2
おうち英語は家庭によってさまざまですが、「子どもが小さいうちに英語を身につけさせ、将来の負担を軽減したい」という点は共通しています。一方で、「英語より日本語が大切ではないか」「視覚タイプなら動画の方がよいのでは」「話さないのは成果が出ていないのでは」「高校留学の方が効率的では」といった疑問も生まれます。また、会話やインタラクティブな取り組みを優先すべきではないか、かけ流しはいつまで有効なのかという不安もあります。 結論として、パルキッズが重視するのは、まず大量で安定した英語音声によって音声知覚を育て、その後に読みへ進み、さらに書く・話す力へつなげる順序です。日本語をしっかり育てながら英語音声環境を作ることは両立します。発話がなくても、サイレントピリオドのように内部では学習が進みます。発音のよさも、発音練習より先に英語の音が英語として聞こえる耳が育っていることの表れです。会話や対話は大切ですが、聞こえる耳と理解の土台ができたあとでこそ、本来の効果を発揮します。 その背景には、第二言語習得、音声知覚、音声表象、脳の可塑性といった考え方があります。英語は音声言語であり、母音・子音、強勢、リズム、語の切れ目を処理するには、まず安定した音声入力が必要です。読みは、耳だけでは曖昧な音声を文字で整理し、英語入力の量を増やします。また、幼児期は日本語のモーラやかなによる「日本語フィルター」が強くなる前で、英語音声に触れるうえで有利です。ただし、小学生以降でも脳には可塑性があり、音声、文字、読解、内容理解を組み合わせて学び直すことは可能です。
