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2012年11月号特集

Vol.176 | 気づかずにどんどん広がる教育格差

あなたのお子さまは大丈夫? 「英検」に表れる学力低下

written by 船津 洋(Hiroshi Funatsu)


※本記事のテキストは無料で引用・転載可能です。引用・転載をする場合は必ず下記を引用・転載先に明記してください。

引用・転載元:
http://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/tokushu-1211
パルキッズ通信2012年11月号特集『気づかずにどんどん広がる教育格差』(著)船津洋 ©株式会社 児童英語研究所


特集イメージ1 今回は、ここ十数年間における「英語教育の変化」について考えてみましょう。
十数年前に、幼児の英語がとても流行っていた時期がありました。子どもの習い事として、英会話に通わせたり、教材を買い与えたりと、どちらかといえばクリアな目標がある訳ではなく、「なんとなく」やっておいた方が良さそうだからやる、という「プラスαの子育て」としての英語教育です。
 そして、2000年以降は、ゆとり教育への反動から学習のトレンドが「幼児期の英語」から「小学生の中学受験」へとシフトしていきます。その流れは現在まで続いています。
 ところで、幼児・児童期の英語教育に世間の関心が無くなったのかというと、そうではありません。小学校の英語必修化の低学年化が進む中、また違う意味での幼児・児童向けの英語教育が注目され始めるようになりました
 違う意味での英語教育、と書きましたが、確かに十数年前の幼児英語ブームと近年の幼児・児童への英語教育では、親の期待する方向性が変わってきているのです。


| 学力と英語の関係

特集イメージ2 「学力の二極化」が深刻なまでに進んでいます。今までは、印象としては、「出来る子・普通の子・出来ない子」がざっと「1対8対1」ほどで、ほとんどの子が「どんぐりの背比べ」、一億層中流時代などと呼ばれたように、学生のアタマの具合も総じて平均的でした。
 ところが最近は、勉強の「出来る子」と「出来ない子」の占める割合が増えてきているのです。お上に任せておいたところどんどん子どもたちの頭が悪くなる。そこで、子どもの教育に自ら責任を持つご家庭が増えてきたのです。そして当然、そんなご家庭に育つ子どもたちの学力は向上します。
 他方で、就学援助を必要とする小中学生がなんと160万人もいます。また、就学援助を必要としないまでも、構造的な不況から親の所得格差が広がり、教育環境に恵まれない子も急増しています。本来あってはいけないことなのですが、このような「所得格差による教育格差」が広がるのは避けがたいのが現状なのです。
 この「教育格差」は最近ニュースでも話題になりますが、一見まるで関係ない英語教育の現状にも、その格差が現れています。最近の学力低下、そして学力の二極化が、「英検の受験者数の推移」から顕著に見て取れるのです


| 中学生と英検

特集イメージ3 中学生の英検の受験者は、年々減少傾向にあり、2002年度(10年前)の133万人が、2011年度には107万人へと2割も減少しています。進む少子化で子どもの数が10年間で5%ほど減少していますが、それを上回るスピードで、着実に中学生の英検受験者数が減っているのです。
 日本での英語教育全体が、クールダウンしているのではありません。世間の英語熱は逆に高まっているのです。しかし、中学生の受験者数が減っている。これは学習意欲、学力低下の現れのひとつでしょう。
 一方で、ちょっと驚く数字があります。これも英検協会から提供さている、英検受験者に関する数字です。10年前には中学生で2級以上を受験する子は1万7000人でしたが、昨年はなんと3万2000人以上、つまり10年前の9割り増し、ざっと2倍近くの中学生が2級以上の級を受験しているのです。重複受験を考慮に入れなければ、実に中学生の100人に1人は、英検2級以上にチャレンジするほどの英語力を持っていると言えます。
 つまり、割合としてはまだ1%と少数派ですが、英語の出来る中学生は10年前に比べて倍増しているのです。
 これを裏付けるかのように、こんな話があります。
 とある私立中学校でのこと。通常は中1の1学期に、学校で初めての英検受験が行われます。そして、その中学校でも他校と同じように1学期に英検がありました。もちろん大半の学生が5級や4級を受けますが、その中に混じって、なんと早くも2級を受験する子がいたのです。当然、準2級や3級もいました。
 中学に入ってからわずか数ヶ月間の英語の学習で、英検2級取得は不可能ですので、ここで2級を受けるような子どもたちは、小学生のうちに3級なり準2級なりをすでに取得していることになります。
 加熱する中学受験の中、大半の親たちは我が子を目標の中学に入学させることに躍起になっていますが、一方で中学受験だけではなく、その先を見込んで、幼児期、小学生の頃から英語を勉強させている親が増えているのです。


| 小学生と英検

特集イメージ4 さて、小学生で英検を受ける子が増えている現実を示す、こんな数字があります。
 小学生の英検受験者数は、10年前には11万人でしたが、昨年度は約20万人と、ここ10年間で倍増しています。英検を受ける子は主に高学年が多いと想像できるので、最大で5・6年生の1割弱が英検を受験していることになります。
 小学校での英語教育がスタートしていますが、小学校の英語の授業は「それを受けていれば英検が取れる」と言えるような代物ではありません。つまり、中学校で英語が本格化する前に、学校以外の場所で英語学習を先取りしている小学生がたくさんいるのです。想像するに、高学年になれば、10人に1人ないしは2人が、学校外で英語のレッスンを受けているのではないでしょうか。これは驚くべき数字です。
 実際に、英検会場でもたくさんの小学生らしき子どもたちを見かけます。子どもたちが受験会場へ行くと、クラスの友だちとばったり出会う。そして「あの子も英検受けてたよ」と親に話す、などということが日常的に起きているのです。
 小学生の場合には、このように「本会場」ではなく、自分の通う塾や英会話教室で「準会場」受験をしているケースが遥かに多いでしょうから、小学校高学年の1割弱が英検受験をし、それを上回る数、1~2割の小学生たちが何らかの英語レッスンを受けているというのはとても現実味を帯びている数字です。
 どうですか?熱心なご家庭では、幼児期や小学生の時分から、他人に言うこと無く、「こっそり」英語教育をしているのです。
 さらに、もうひとつ、現在の幼児・児童期の英語学習の特徴を示す数字をあげておきましょう。
 冒頭にあげた、最近の英語学習のトレンドの変化ですが、これが英検の受験級に現れています。
 10年前には、小学生の英検受験と言えば、9割が5級・4級でした。この程度の級ならば、お遊び英語の延長でも十分取得できます。ところが、最近は3級以上を受験する小学生が増えているのです。10年前の3級と準2級の小学生受験者は1万人程度でしたが、昨年度は3万人へと3倍に増えています
 つまり、幼児・児童向けの英語が、プラスαの「とりあえず英語」から、真の実力を伴った「重厚感のある英語」へとシフトしているのです。10年前はふわふわしていた「英語教育」が、ここ数年で、子どもを持つご家庭の「教育方針のひとつ」としてしっかりと根付いてきたと言えるでしょう。


| 軽い英語から重厚感のある英語力へ

特集イメージ3  中高生の英検受験者数は、10年前に比べて2割減、一方で2級以上を受験する中学生は倍増。
 中学生の英検受験者数が減少する一方で、小学生の英検受験者数はここ10年で倍増。
 小学生のうちに3級以上を取得する子も10年前の3倍に増えている。
 以上のような数字に、中学生以上の英語力の二極化と、英語学習の本格スタートの低年齢化がくっきりと現れてきています。
 小学生のうちに3級や準2級を取ってしまうような子が増え、そしてそんな子たちが中学受験をくぐり抜けて、中学1年生で2級や準2級を受けるようになっているのです。
 もはや子どもたちの英語教育は「出来ればステキ」といったファッション感覚の存在ではなく、「実力重視」の実用的な存在になりつつあるのです。
 余談ですが、昨今学力の低下が危惧されている大学生。大学進学者数は年々増えているものの、何をか言わんや、大学生の英検受験者数は10年前に比べて半減しています。


| 英検チャレンジ

特集イメージ3 パルキッズの学習法では、バイリンガルに育てるだけではなく、その力をしっかりと定着させるために英検受験を勧めています。
 小学生のうちに準2級合格を目安に、出来れば2級までをゴールに設定しています(もちろん3級でも上出来ですが・・・)。
 小学生のうちに英検のなるべく高位の級を取らせておくと、中学校以上の学習がとても楽になるのです。もちろん英語も楽になりますが、英語に時間を割かなくて済む分、英語以外の教科に専念できるようになる。大学受験で子どもたちが最も手こずる英語を早いうちにやっつけてしまうので、大学受験が果てしなく有利になる。これが、小学生のうちに英検を取らせてしまうことの最大のメリットです。
 その英検合格を最大限バックアップするために、パルキッズでは昨年より「英検チャレンジ」企画を実施しています。
昨年度は初年度ということもあり70名でのチャレンジとなりました。結果は5級から2級まで45名が合格、残りは残念ながら不合格または合否不明の方です。
 準2級の合格者も6名、2級も2名ありました。体験談をいくつかご紹介しましょう。

 【準2級合格者】
 現在6歳、小学1年生です。以前報告させていただいてからさらに小さな字の本が読めるようになり、今はネイティブの9歳以上向けの児童書が読めるまでに成長しました。今回、英検受験のために取り組んだ教材の中で「英検Passer」がとてもよかったです。CDを毎日流して1日1ページ音読させました。あとは過去問の音読をしました。これで余裕をもって合格することができました。この素地を作っていただいたのはパルキッズだと思っています。(小1)

 このようにパルキッズ終了後、6~7歳で準2級に合格する子も珍しくありません。もうひとつご紹介しましょう。

 【2級合格者】
 幼稚園のときにパルキッズをスタートしました。2級になると、大学受験に出てくるような抽象的な単語や高校の授業で習うようなイディオムが出題されます。英語を勉強として学んだことのない子に受けさせることに不安はありましたが、そんな心配をよそに、筆記でもリスニングと長文読解はほぼ満点。二次の面接試験も楽しんで受けられたようです。(小4)

 もちろん最初は5級からのスタート。そこから2級受験までを応援します。(ご希望があれば準1級以上でもご指導していますよ)
 パルキッズの学習の特徴は、耳から英語をマスターし、英語を日本語に訳すこと無く、英語のまま理解できるように育てることですが、その上でもっとも重要視しているのが、読解力の育成です。耳からの学習でバイリンガルに育ち、さらに読解力を身につければ、5級から3級まではポンポンポンと合格します。3級と準2級はあまりレベルが変わらないので、読書量を増やすだけで合格できます。
 そんな体験談をご紹介しましょう。

 【3級合格者】
 パルキッズですが、おかげさまで12月でキンダー終了となります。小学1年生の間に英検5級・4級と合格、3級も82%の正解率でした(8歳)

 82%で3級を合格したということは、この子はもう準2級に手が届いているのです。

 そんな生徒たちのテストの結果には顕著な特徴があります。すでに体験談でも触れられているように、子どもたちは「長文」や「リスニング」で高得点を取得するのです。
 英検の長文やリスニングで苦労する学生が大半を占める中、そこで点数を稼げる。しかも、英検では級が上がるに連れて長文やリスニングの配点が高くなるので、パルキッズで育った子どもたちは、上位の級になればなるほど本領を発揮できるのです。


| 小学生からの英語学習

特集イメージ3 小学生からの英語学習は「素読」のひと言につきます。
 素読と言えば、「論語」などの素読を思い浮かべる方も多いでしょう。そうです、その素読です。素読というのは「意味を考えずにひたすら声に出して文章を読む」作業のことです。
 英語の場合には、「正しい発音」で「簡単な文章」を「たくさん」読む。このシンプルかつ昔からある「素読」という古典的学習法を英語に取り入れることで、実に高い学習成果が上げられるのです。
 パルキッズ卒業生たちは、「英語の素地」つまり、耳に入る英語を単語単位に切り出して、それを瞬時にイメージ化して理解していく、そんな回路がすでに身についています。そんな子どもたちに、「耳からの英語」ばかりでなく、「目からの英語」も理解させるように育てていくと良いのです。
 そのためには、パルキッズと平行して、読解力育成用のDVD絵本「I Can Read!」や「フォニックスドリル」を始めとする各種ドリルを使い、読むきっかけをつかませる。そして、小学生向けに開発された「Talking Trainer」「Junior Pal」(※現在はTalking TrainerとJunior Palはリニューアルされ、パルキッズジュニアとなっています。)などを使い読解力を伸ばしていけば良いのです。
 さらに、そこから中学生以上向けに開発された英語素読教材「7-day English」で英語力を伸ばせば2級、準1級に手が届くようになります。(※この「7-day English」は有名私塾の中学生向け英語教材、さらにはNHK文化センターでの大人向け英語講座で高い成果を上げています。)
 惜しくも幼児期からパルキッズに触れることが出来なかった子も、あきらめる必要はありません。そんな子どもたちのためにも、既出の「Talking Trainer」や「Junior Pal」(※現在はTalking TrainerとJunior Palはリニューアルされ、パルキッズジュニアとなっています。)は作られているので、それらの教材(それぞれ1年分)を学習すれば、2年間で中学生レベルの英語は完全に身につけられます。実際にこの2つを使って、英語の実力、リスニングとリーディングの両方から英語を理解する力を身につければ、あとは、英検対策の学習を数ヶ月間取り組むだけで、3級から準2級までの力が身につくのです。
 すでにパルキッズにお取り組み中の皆様は、時期が来たら、ぜひ「英検チャレンジ」に参加してみましょう。また、これから学習を開始する子たちも、小学生のうちの英検準2級合格を目指して、日々の英語教育に取り組みましょう。
 「子どもの教育」は誰が何と言おうと「親の専権事項」です。子どもの将来のために、自信を持って、1日1日を無駄にしないように、しっかりと取り組んでいきましょう。


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プロフィール

船津 洋(Funatsu Hiroshi)

株式会社児童英語研究所 代表。幼児英語教材「パルキッズ」をはじめ多数の教材制作・開発を行う。これまでの教務指導件数は6万件を越える。卒業生は難関校に多数合格、中学生で英検1級に合格するなど高い成果を上げている。大人向け英語学習本としてベストセラーとなった『たった80単語!読むだけで英語脳になる本』(三笠書房)など著書多数。

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