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2020年8月号パルキッズ塾

Vol.100 | 見えるとわかる!色んなことを見える化しよう

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2108/
小豆澤宏次『見えるとわかる!色んなことを見える化しよう』(株式会社 児童英語研究所、2021年)


特集イメージ1 8月になりました!夏休みがあと1ヶ月になりましたが、宿題や日常のお勉強の進捗はいかがですか?そして学校のお勉強以外の「経験」というインプットもできていますか?コロナ禍でなかなかやりたいことができないかもしれませんが、できることを一緒に見つけて夏休みを有効活用していきましょう。
 余談ですが、私は先日オリンピックを見に行ってきました。数少ない有観客のMTB(マウンテンバイク)の試合だったのですが、結論から言うと、見に行ってよかった!でした。賛否両論あるオリンピックですが、私が何より感動したのがボランティアの皆様。終始笑顔で「お越しいただきありがとうございます」「楽しんでくださいね!」などお声がけいただき、準備不足なんて微塵も感じさせない動きで、私たちはたっぷりと楽しませていただきました。本当にこちらが「ありがとうございます」です。ひとつ残念だと思うことは、この素晴らしいボランティアの方々の動きやおもてなしを、海外の方に発信できなかったことでしょうか。  本当に思うところがたくさんある方はいらっしゃるでしょうが、現場レベルは当初のコンセプトである「おもてなし」を見事にやっていらっしゃいました。感謝しかありません。
 と、話が外れてしまいましたが、今回は夏休みだけでなく、9月以降、お子様の学習効率をあげるための秘訣をお伝えしようと思います。その名も「見える化計画」です。


学習ルーティンを見える化しよう

特集イメージ2 学習がうまくいかない、続かない、そんなことが起こってしまう1番の原因が、子どもの中で学習ルーティンがイメージされていないのと、親子間でイメージが共有されていないことです。学習ルーティンが具体的にイメージ化されていないと、毎回の学習を気分で行うことになります。「今ちょっと時間があるから」とか「ママがご飯の支度をしているうちにオンラインレッスンやっておいて」みたいなことが起きるわけです。気分や都合で取り組みを行うと何がいけないのかというと、毎回「よっこらしょ」と腰を上げなくてはいけないことです。ジムやダイエットが続かなかった経験がある方であればわかると思いますが、「できる時にやる」「行ける時に行く」だと必ずうまくいきません。だからこそ、パーソナルトレーナーにスケジュールを決めてもらって、「決まり事」にしてもらうわけです。これだとうまくいきますよね。子どもたちの学習も同じです。まずはスケジュールを見える化しましょう。
 具体的には、まず取り組み内容をすべて洗い出します。ToDoリストですね。各オンラインレッスン、各プリントなどです。それがすべてリストアップできたら、次に1週間の生活スケジュールを学校の時間割表のような形で見える化します。学校の時間割はもちろん、食事やお風呂といった日々の生活のToDO項目や、習い事、学校の宿題も時間割表に組み込みましょう。曜日によって異なると思いますので、日曜から土曜日まで、時間割表にしていきましょう。
 次にに最初に書き出した英語学習のToDo項目を作った時間割にはめ込んでいきましょう。できるならいつも同じ時間帯に同じ取り組みを行うのが覚えやすくてよいのですが、そこは各ご家庭でルーティンが異なるので、お子様と話し合いをしながら決めていってください。大切なのはお子様が最終決定をすることです。先程の時間割表を作ることで、英語学習に取り組む時間帯の選択肢がいくつか出てきます。ここまでは親の役目ですが、最後にいつやるのか、という点においてはお子様に決めさせましょう。自分で選択することで「責任」が生まれます。もちろん言わなくても子どもはその責任を感じています。
 最後に作った時間割をリビングに貼っておきましょう。いつでもその時間割を見ることができ、家族間で共有できるようにしましょう。


英語学習のゴールと取り組みを見える化しよう

特集イメージ3 親としては英語学習をすることで、こうなって欲しいというイメージがあるかもしれません。いや、これが具体的にイメージできている親御さんも少ないかもしれません。パルキッズの場合は最終的なゴールは「英書で読書」であり、それまでの通過点として「小学生で英検準2級」などがあります。
 最終的なゴールは「英書で読書」でよいとして、それまでの通過点に関しては、お子様と相談しながら決めてください。無理に急いで英検を取得する必要もありませんし、英検はパルキッズがおすすめする通過点なだけで、これを達成しなければいけないということではありません。

 上記が前提としてあった上で、例えば「小学6年生でハリーポッターの原書を読む」というゴールを設定したとします。ハリーポッターを原書で読むためには、少なくとも英検2級ぐらいは欲しいところなので、通過点として小学6年の6月に2級取得を設定します。
あとは1年に1級ずつ進むとして通過点を設定していけばよいですね。
 これでゴールとそこに至るまでの通過点の計画ができました。次にそのゴールに辿り着くための手段の計画です。パルキッズであれば、まずはインプットを主とするメイン教材として『パルキッズプリスクーラー』『パルキッズキンダー』で耳からのインプットを行い、次第に目からのインプットに切り替えていくよう『パルキッズジュニア』に取り組み、その後は目からのインプットのレベルアップをしていくために『7-day English』『The Book Of Books』と進んでいきます。
 また、読解力育成のために『パルキッズジュニア』に入るまでに『アイキャンリード』と『アイラブリーディング』にも取り組んでおきたいところです。
 最後に英検です。英検をゴールまでの通過点とした場合、『英検オンラインレッスン』で対策していただくのがベストです。上記のスケジュールを見て、対策をいつスタートするのかを逆算して設定していきましょう。
 これでざっとゴールまでの10ヵ年計画ができあがります。あとプラスアルファで通過点をクリアするたびにどういうご褒美をゲットできるのかも書いておきましょう。これはお子様としっかり相談してくださいね。これができたら、学習ルーティンと同様にリビングに貼っておきましょう。


最後に人生を見える化しよう

特集イメージ3 これはスポーツ選手でやっている方のお話がたびたび出てくるので今更感はありますが、現時点でのお子様の「夢」を具体的に計画してみましょう。例えばサッカー選手になるのであれば、夢はW杯で優勝するとしましょう。そうすると何歳の時点で、スペインのレアルマドリッドに入団してレギュラーになるとか、何歳の時点で日本代表に入るとか、高校はどこへ行くとか、どこのユースチームにいつ入るとか、そういったことが逆算で決まってきます。それをお子様と話してGoogleで調べて表にして貼り出しましょう。
 この「夢」に関しては、見つからない場合は「とりあえず東大」にしておきましょう(笑)。もちろん、お子様に「なぜ東大なのか」も話してあげてくださいね。
 そして、この人生の計画に関しては、いつでも何度でも計画変更可能であることがポイントです。子どもの夢は移ろいやすいものです。サッカー選手からお医者さんになったら、すぐに計画変更をしてください。すべきことはゴールとそれまでの道のりを具体的に表にすることです。夢が変わったからといって、がっかりしたり面倒くさがらないようにしてくださいね。大事なのは、夢を達成することではなく、その夢への計画をすることで、それが知識としてお子様に蓄えられるという点です。ですから、夢はコロコロ変わる方がよかったりするわけです。
 せっかくの夏休みです。ぜひ今回ご紹介した3つの表を見える化してみましょう。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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