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2020年3月号パルキッズ塾

Vol.95 | 子どもの前で子どもの話をしていませんか?

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2103/
小豆澤宏次『子どもの前で子どもの話をしていませんか?』(株式会社 児童英語研究所、2021年)


特集イメージ1 今回はパルキッズの教務的なところからちょっと外れて、子育てのヒントをお伝えしたいと思います。
 私が子どもたちにレッスンをしていた10年以上前のことです。幼児の生徒も多かったので、基本的に親はレッスンに同室し、わが子のサポートをしながら受講してもらうスタイルでした。今でもオンラインレッスンにそれは引き継がれており、幼児の取り組みは基本的に親がやって見せてあげるスタイルが自然である、というのはそこから来ています。
 親が同室するにあたって、当時から非常に気になっていたことがあります。それは「親が子どもの前で子どもの話をする」という点です。
 「先生、うちの子…」と話が始まるわけです。皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか?皆さんがわが子の話を他の人にしている時、子どもたちがどんな顔をしているか気にしたことはありますか?幼稚園に上がる前の子どもであれば「ママ聞いて!」と我々の話を遮るように、自分の話をし出します。年中・年長ぐらいになると、知らない、聞いていないフリを一生懸命しています。
 これが何を表しているのかというと、子どもたちは、親が自分のことを話しているのがわかっており、大抵嫌な話なので、聞きたくない、わけです。ただ一方でとても気になるので、ついつい聞いてしまうのです。


子どもは暗示にかかりやすい

特集イメージ2 子どもたちは大人が自分の話をしている時、とてもよく聞いています。これは大人としてはとても気をつけなければいけません。理由はずばり「子どもは暗示にかかりやすい」からです。
 例えば「うちの子、全然取り組みをやってくれなくて…他の子は上手にやっているのに、英語が嫌いなのではないでしょうか?」と親御さんが相談をしていたとします。
 この話を聞いている子どもは「僕は英語が嫌いなんだ。ダメな子なんだ」と暗示をかけてしまうのです。
 もしかするとこういった話を子どもに直接言わずに、他人にすることで、子どもに反省を促すことを意図されている方もいるかもしれません。しかし、これは全くの逆効果です。
 子どもたちというのは、自分で自分を評価できるほど精神的に成熟していません。他人の評価、特に親や先生の評価や、他の子と比べることでしか、自分の立ち位置を見つけることはできません。精神的に未熟で不安定なのが子どもなのです。周りの大人は改めて、そこを理解してあげる必要があります。
 これは勉強だけではありません。例えば親同士の会話で「うちの子は自転車に乗れないのよ」とか「うちの子ニンジンが嫌いなのよ」みたいな話を子どもの前で話してしまうと、さらに自転車に乗りたくなくなりますし、ニンジンが嫌いになってしまいます。
 子どもは暗示にかかりやすい、ここを理解して、親同士の会話で謙遜することもあるでしょうが、できるだけわが子にマイナス評価を下すようなことをわが子の耳に入れないようにしましょう。


暗示にかかりやすいを逆手に

特集イメージ3 子どもが暗示にかかりやすいというのはデメリットだけではありません。これを逆手に取ることができれば、子どもは何事にも自信を持ち、積極的に能動的にさまざまな分野に挑戦できるようになります。
 例えば子どもがいるところで、夫婦で会話をしている時に「ねえ、この子、英語が嫌いなのかしら?全然やってくれないんだけど」と話せば、「僕、これ嫌いなんだ」となってしまいますが、そこで「すごいのよ!今日は文字を見て、正しい方を選んだのよ!本当にすごいわ!」と言えば「僕、これ得意なんだ。これするの好き」となるわけです。そこに根拠なんて必要ありません。本当にわかっている、わかっていないということさえ考えなくてもよいのです。すべてはバイリンガルになるための取り組みをスムーズに進めるため、環境づくりをするためのものです。
 子どもの前ではポジティブな話を心がけてください。それだけで子どもは根拠のない自信を持ち(ここが大切!)、能動的に取り組めるようになります。子どもの心配の相談事は、子どもがいないところでしましょうね。
 最後に、これはサラリーマンの世界でもよく言われることですが、直接褒められるよりも、だれかを通じて褒められる方が効果的、ということがよく言われます。親御さんが直接子どもに「すごいね!」と褒めることももちろん大切ですが、誰かに子どもの良いところを話すのを聞かせるというのは大変効果的です。ぜひお試しくださいね。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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