新しい言語も、まず「聞こえる耳」から。
毎日のかけ流しで、フランス語・スペイン語・ドイツ語・中国語の音へたっぷり触れる。
話す前に、その言語の音を受け取れる土台を育てます。
このページでわかること
多言語版パルキッズとは
『多言語版パルキッズ』は、フランス語・スペイン語・ドイツ語・中国語を、毎日の音声インプットから始める家庭学習教材です。
幼児・児童期のメリットを活かすのならば、様々な言語の「音声知覚形成」を促しておくことです。音、リズム、語のまとまりを受け取る経験を十分に積むと、その先に絵や場面と意味を結びつけることが楽になります。
聞く → 音に気づく → 意味と結びつく。
多言語版パルキッズは、新しい言語を受け取れる耳を家庭で育てる教材です。
多言語は、単語や文法より先に音から
子どもが新しい言語を身につけるとき、最初に必要なのは、その言語の音として受け取れるようになることです。
母語にない音、音のつながり、リズム、語の切れ目は、初めから明瞭に聞き分けられるとは限りません。そこで、多言語版パルキッズでは、まず毎日のかけ流しによって、その言語の音声へ繰り返し触れる環境を作ります。
異なる音やリズムを聞き取る土台を作ることで、その後の語彙、理解、発音、会話、読み書きへつなげます。
多言語学習で育む4つの認知的な土台
① 言語の違いに気づく力
一つの言語だけを使っていると、その音や語順、文法を当たり前のものとして受け取ります。複数の言語へ触れることで、音のつながり方、リズム、語順、表現の違いに気づくようになります。異なる言語を比較する経験が、ことばを客観的に捉える「言語への気づき」を育てます。
② ワーキングメモリを使う経験
ワーキングメモリとは、情報を一時的に保持しながら、理解したり考えたりする働きです。複数の言語を聞くとき、子どもは音声を保持しながら、絵や場面と結びつけ、知っている言語との共通点や違いを処理します。異なる言語情報を保持し、選び、比較することが、ワーキングメモリを使う経験になります。
③ 注意力と集中力
言語の違いに気づくには、音声の細かな特徴へ注意を向ける必要があります。似た音を聞き分ける。繰り返し現れることばに気づく。必要な情報を選び取る。継続的に複数の言語へ触れることで、注意力と集中力を使う機会が増えます。
④ 理解力と思考力
複数の言語を知ると、同じ内容でも、異なる音、語順、表現で伝えられることに気づきます。「この表し方だけが唯一ではない」と知ることは、ものごとを別の角度から捉える入口になります。多言語学習は、語彙を増やすだけでなく、ことばを比較し、関係を捉え、考え方を広げる経験でもあります。
知っている内容を、別の言語で聞く
新しい言語の音へ注意を向けるとき、内容までまったく知らないものでは、処理しなければならないことが多くなります。
そこで多言語版パルキッズでは、パルキッズプリスクーラーと共通するフラッシュカード、絵本、日常会話ストーリーを使用します。
すでに場面や意味を知っていれば、「何の話だろう」と考える負担を減らし、新しい言語の音、リズム、語のまとまりへ注意を向けやすくなります。
同じ意味が、別の言語では別の音で表される。
その経験を繰り返すことで、音と意味が少しずつ結びついていきます。
モノリンガルから、バイリンガル、トリリンガルへ
日本語だけを知っている段階では、新しい外国語は、母語との違いから学ぶことになります。
一方、パルキッズで英語を身につけた子どもたちは、すでに、日本語と英語では音、語順、表現の仕方が異なることを知っています。
そのため、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語などの第三言語に触れたときも、
日本語との違い。 英語との共通点。 英語とも日本語とも異なる特徴。
を比較しながら捉えられます。
さらに、英語を身につける過程で、知らない音を聞き、語のまとまりを見つけ、場面から意味を理解する経験も積んでいます。
第三言語は、まったくゼロからの学習ではありません。
日本語と英語という二つの言語知識と、第一外国語を身につけた経験を使えるため、新しい言語の特徴に気づきやすく、習得の負担も軽くなります。
第一外国語の経験が、第二外国語へ。 第二外国語の経験が、第三外国語へ。
知っている言語が増えるほど、次の言語を学ぶための足場も増えていきます。
フランス語・スペイン語・ドイツ語・中国語から選べます
英語、日本語に加えて、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語へ親しむことで、世界人口の半数を超える規模の言語圏へ接点が広がります。
また、知っている言語が増えるほど、新しい言語を日本語や英語と比較できるようになります。多言語版パルキッズでは、すでに知っている内容を別の言語で聞きながら、それぞれの言語のリズム、音節、音の違いへ触れます。
フランス語
フランス語は、フランスをはじめ、ヨーロッパ、北米、アフリカなど、幅広い地域で使われています。英語と共通・類似する語彙が多い一方、母音、子音、語と語のつながり方には異なる特徴があります。英語と比較しながら、新しい音と表現へ触れられます。
スペイン語
スペイン語は、スペインや中南米を中心に、広い地域で使われています。明瞭な母音と規則的なリズムを持ち、日本語との共通点にも気づきやすい言語です。日本語や英語と比べながら、次の外国語へ進む経験を作ります。
ドイツ語
ドイツ語は、ドイツ、オーストリア、スイスなどで使われています。英語と同じゲルマン語系に属し、似ている語彙や構造を持つ一方、発音や文法には異なる特徴があります。英語との共通点と相違点を手がかりに学べます。
中国語
中国語は、世界でも特に多くの人に使われている言語の一つです。声の高低や動きによって意味を区別する声調を持ち、日本語や英語とは異なる音声体系を経験できます。音の高さや変化へ注意を向ける力も使います。
毎日の取り組み
1.1日30分のかけ流し
家庭で過ごす時間に、小さめの音量で音声を流します。
集中して聞かせたり、日本語で意味を説明したり、聞こえたことばを復唱させたりする必要はありません。
遊び、食事、登園・登校準備など、普段の生活の中で外国語の音が聞こえる環境を作ります。
かけ流しの内容
| コンテンツ |
|---|
| フラッシュカード |
| 絵本 |
| 日常会話ストーリー |
体験版フランス語をかけ流す
体験版スペイン語をかけ流す
体験版ドイツ語をかけ流す
体験版中国語をかけ流す
2.週2回、約5分の動画
かけ流しで聞いている内容を、映像とともに確認します。
動画の内容
| コンテンツ |
|---|
| フラッシュカード |
| 絵本の読み聞かせ |
| 日常会話ストーリー |
3本を合わせても約5分です。
最低週2回を目安とし、時間に余裕がある場合は、より多く取り組んでも構いません。
幼児の場合は、保護者が再生操作を手伝ってください。
体験版フランス語
体験版スペイン語
体験版ドイツ語
体験版中国語
3.複数言語へ取り組む場合
二つ以上の言語へ取り組む場合は、言語ごとに時間を分けます。
例えば、
フランス語を30分。 スペイン語を30分。
というように、異なる言語の音声を同時に流さず、それぞれ別の時間に聞かせます。
一度に多くの言語を詰め込むことより、選んだ言語へ安定して触れ続けることを優先してください。
教材内容
各言語について、フラッシュカード、絵本、日常会話ストーリーを収録しています。
フラッシュカード
身の回りのもの、動作、基礎概念などを、音声と画像でインプットします。
日本語訳を見ながら暗記するのではなく、外国語の音とイメージを結びつけます。
絵本
絵と物語の流れを手がかりに、外国語の文のまとまりへ触れます。
単語だけでなく、自然な語順や表現を、ストーリーとして聞きます。
日常会話ストーリー
子どもの日常生活に近い場面を、新しい言語で聞きます。
場面と会話を結びつけ、ことばが実際に使われるまとまりへ触れます。
動画コンテンツ
かけ流しで聞いている内容を、画像や映像とともに確認します。
聞き覚えのある音声と視覚情報を結びつけます。
テキストブック
各言語12ファイルを用意しています。
主に保護者が内容を確認するために使用してください。
子どもが興味を示した場合は見せても構いませんが、テキストを使って日本語訳や文法を一つずつ教える必要はありません。
多言語版パルキッズの先にあるもの
幼児期に、複数の外国語を完全に話せるようになる必要はありません。
まず、
異なる言語の音を聞き分ける。 言語の類似点と相違点に気づく。 複数の言語情報を比較する。 知らないことばを拒まずに聞く。 異なる国や文化へ関心を持つ。
という土台を作ります。
多言語学習の経験がある子どもは、さらに新しい言語へ出会ったときにも、母語と第一外国語、第二外国語を比較しながら捉えられます。
多言語版パルキッズは、資格試験や短期的な会話習得を最終目的とする教材ではありません。
複数の言語を通して、ことばの違いに気づき、理解し、考える経験を育て、将来の第二・第三外国語学習へつなげる教材です。
複数の言語を学ぶことが、ワーキングメモリ、理解力、思考力、注意力、集中力とどのように関係するのかを、認知言語学の観点から解説しています。
思考力を高める多言語学習
MESSAGE
話せることばを増やし、考えるためのことばも増やしたい
よくある質問
何歳から取り組めますか
幼児から小学生が対象です。
幼児期は、意味を完全に理解させたり、ことばを暗記させたりする必要はありません。毎日のかけ流しを生活に取り入れ、異なる言語の音へ親しむことから始めます。
多言語を学ぶと、思考力も育ちますか
多言語学習では、異なる音声、語彙、文法、語順を受け取り、言語間の共通点や違いへ注意を向けます。
また、入ってきた情報を一時的に保持し、絵や場面と結びつけたり、知っている言語と比較したりするため、ワーキングメモリを使う経験になります。
多言語へ触れるだけで能力の向上が保証されるわけではありませんが、複数の言語情報を継続して処理することによって、理解力、思考力、注意力、集中力の向上が期待されます。
ワーキングメモリとは何ですか
入ってきた情報を一時的に保持しながら、その情報を使って理解したり、考えたりする働きです。
複数の言語を聞くときには、音声を保持しながら、絵や場面と結びつけたり、知っている別の言語と比較したりします。
言語への気づきとは何ですか
言語によって、音、語順、文法、表現の仕方が異なることに気づき、ことばを客観的に捉える力です。
複数の言語へ触れることで、「日本語や英語の表現だけが唯一ではない」と知り、言語同士を比較する視点が育ちます。
パルキッズプリスクーラーを使っていなくても取り組めますか
取り組めます。
多言語版パルキッズは、単独でも使用できます。フラッシュカード、絵本、日常会話ストーリーを、画像や場面とともに聞きながら、新しい言語へ一から触れられます。
ただし、英語版パルキッズで同じ内容へ触れている場合は、知っている絵や場面を手がかりに、新しい言語の音と意味を結びつけやすくなります。
英語をまだ身につけていなくても取り組めますか
取り組めます。
英語の習得は必須条件ではありません。
一方、すでに日本語と英語の違いに気づいているお子さまは、新しい言語を日本語と英語の両方に照らして捉えられます。そのため、第三言語の特徴へ気づきやすくなります。
英語版パルキッズとの違いは何ですか
英語版パルキッズは、英語の音声知覚、意味理解、語彙、読みを育て、実用的な英語力へつなげる中心的な英語プログラムです。
多言語版パルキッズは、英語に加えて、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語の音や表現へ触れる追加プログラムです。
英語版が「英語を聞いて理解し、読める力へつなげる教材」であるのに対し、多言語版は「複数の言語を聞き、言語間の違いに気づき、次の外国語学習へつなげる教材」です。
英語と一緒に学ぶと混乱しませんか
大丈夫です。
日本語、英語、第二外国語を一語ずつ対訳させたりする必要はありません。
英語は英語として、フランス語はフランス語として、それぞれ独立した音の体系としてインプットします。混乱することはありません。
子どもが一時的に複数の言語を混ぜて発話することがあっても、それだけで学習上の混乱とは判断できません。
親がフランス語や中国語を話せなくても使えますか
使えます。
保護者が発音や文法を教えたり、外国語で話しかけたりする必要はありません。
親の役割は、毎日の音声を再生し、短い動画を見る機会を作り、子どもの興味や気づきを受け止めることです。
テキストブックは、保護者が内容を確認するために使用できますが、日本語訳、文法、発音を一つずつ教え込む必要はありません。
1日どのくらい取り組みますか
1言語につき、1日30分のかけ流しと、週2回約5分の動画が基本です。
複数の言語へ取り組む場合は、それぞれ別の時間に音声を流してください。
かけ流しは集中して聞かせる必要がありますか
ありません。
遊び、食事、登園・登校準備などの時間に、小さめの音量で流します。
聞き取りテストをしたり、日本語で内容を説明したりする必要もありません。
外国語を復唱させた方がよいですか
無理に復唱させる必要はありません。
まず、異なる言語の音へ十分に触れることを優先してください。
自然に歌やことばをまねし始めた場合は、細かく訂正せず、その発話を受け止めてください。
すぐに話し始めなくても意味がありますか
あります。
多言語版パルキッズは、短期間で外国語会話を暗記させる教材ではありません。
よく聞く音に反応する。 歌やことばの一部を口にする。 英語との音の違いに気づく。 国や文化に関心を持つ。 新しい言語を嫌がらずに聞く。
最初の成果は、このような形で表れることがあります。
すぐに話せるかだけで判断せず、異なる言語を受け取れる耳と、ことばの違いに気づく力を育てることが大切です。
多言語版だけで、その言語を話せるようになりますか
本教材は、短期間で外国語会話を完成させる教材ではありません。
異なる言語の音と表現へ継続して触れ、言語の違いに気づく力、基本的な語彙、将来の多言語学習の土台を育てます。
自由な会話力や読み書きを育てるには、その後も会話、読書、文字、文法、実際の使用経験を重ねる必要があります。
どの言語から始めればよいですか
家庭や子どもの関心、将来の生活環境に合わせて選んでください。
身近にその言語を使う人がいる。 旅行や移住の予定がある。 特定の国や文化に興味がある。
そのような接点がある言語は、生活と結びつけやすくなります。
特定の希望がない場合は、各言語の体験音声を聞き、親子が関心を持った言語から始めて構いません。
複数の言語へ同時に取り組めますか
取り組めます。
ただし、最初から4言語すべてを始める必要はありません。
一つまたは二つの言語から始め、現在の英語学習や家庭生活に無理がないかを確認してください。
複数の言語へ取り組む場合も、各言語の音声は別の時間に流します。
学習期間はどのくらいですか
各言語2年間です。
音声、動画、テキストなどの正確な利用期限は、購入時の商品情報と会員ページで確認してください。
兄弟で一緒に取り組めますか
一家族につき一つの教材として、兄弟で一緒に利用できます。
年齢が異なる場合でも、同じ音声を家庭内で聞けます。
専用タブレットは必要ですか
必要ありません。
対応するパソコン、iPad、iPhoneで取り組めます。
購入前に体験版で、利用する端末の動作をご確認ください。
