このページでわかること
取り組んでいる様子
流れる音声とスクロールする画面に合わせて、英文を次々に読み上げます。
意味を一文ずつ考えて止まるのではなく、カラオケのように、速度とリズムに乗って読み続けることに集中します。
最初は音声を追うだけで精いっぱいでも、繰り返すうちに単語の認識が速くなり、滑らかに読めるようになります。
英語をリアルタイムで処理する
にわかに信じられないかもしれませんが、読みの処理が自動化されると、日本語に置き換えたり文法を分析したりせず、英文を読みながら内容を捉えやすくなります。そのために必要なのは、実際の速度で英文を口にしたり、読んだりする力です。
これには、特別な技術は不要です。中学生以上の英語の知識のある人ならば、練習を重ねることで、読む速度を高めていくことができます。最初は、音声に遅れながら文字を追うだけでOK。繰り返し触れるうちに、目に入る英文を次々と音声に変換できるようになります。
英語の読みの速度が上がり、自動化されると、英語の意味を理解する余裕が生まれます。まずは、読みの速度を上げることに集中することです。
読む速度を上げ、フルエンシーを育てる
フルエンシーとは何か
『7-day English』で育てる中心的な力が、リーディング・フルエンシーです。フルエンシーとは、正確さを保ちながら、適切な速度、区切り、強弱、リズムで、滑らかに読み進める力です。この能力の不足が、英語の上達を妨げる一因となります。
英文の処理には、「読む」ことと「理解する」ことの二つがあります。素読はまず「読む」方を自動化します。文字を音へ変える処理が自動化されると、ワーキングメモリに、英語を「理解する」余裕ができます。
読みの自動化により、認知資源を理解に集中できることで、単語単位でなく文単位で、そして複数の文同士の関係やストーリー全体の内容もつかみやすくなります。
『7-day English』では、初回を含め、合計7回のリーディング・フルエンシーテストを行います。読み上げ速度と内容理解の変化を確認し、結果をグラフで見ることができます。
目標となる読み上げ速度は、1分間に150語です。この速度に近づくと、一語ずつ日本語に訳したり、文法を分析したりする時間がなくなり、英語を前から連続的に処理しやすくなります。
英語は、単語ごとに区切って発音されない
英文には、単語と単語の間にスペースがあります。しかし、実際の英語音声は、そのスペースどおりに一語ずつ区切って発音されるわけではありません。
英単語は、子音で終わることが多く、そこに母音で始まる語が後続すると、それらがくっついてしまう特徴があります。また、日本語のように同じテンポではなく、強弱のリズムで話されます。特に、弱く発音される部分の再現を日本人は苦手としやすいのです。
日本語風の英語の読みから、本来の英語らしい発音へ。正しく英語音声を再現することで、実際の英語の世界に一歩近づけるのです。
▼英語音声から「語のまとまり」をどう捉える?
COLUMN
英語の強弱リズムとは
例えば、John is going to church on foot. という英文を、一語ずつ同じ強さ、同じ長さで区切って読むと、英語本来の音の流れや強弱が失われます。実際の英語では、Johnやchurch、footなど、文の内容を伝える語が比較的強く発音され、is、to、onなどの機能語は弱く短く発音されます。
John、go、church、foot など
is、to、on など
John is → Joh niz
church on → chur chon
英語は、強く発音される音節がほぼ一定の間隔で現れる、強弱を中心としたリズムを持っています。すべての語や音節を均等に発音しようとすると、英語本来のリズムや音のつながりを再現できません。
『7-day English』では、文字上のスペースではなく、実際の英語の音、強弱、意味のまとまりに沿って読むことで、英語を自然なリズムで読めるようになります。
速度が上がると自然な英語に近づく
英語をゆっくり、一語ずつ丁寧に発音しているだけでは、自然な英語音声を十分に再現できません。実際の英語では、一定の速度とリズムで話すことによって、隣り合う音が互いに影響し、さまざまな音声変化が起こります。
これらの現象は、音声変化の規則を一つずつ暗記し、話すたびに意識して適用するものではありません。正しい音声に合わせ、英語本来の速度とリズムで英文を繰り返し読むうちに、口の動きが英語の音の流れに適応します。その結果、音の連結、弱化、同化、脱落などが自然に再現されるようになります。
COLUMN
英語に起こる音声変化の例
アメリカ英語では、強勢のある母音と弱い母音の間に置かれた /t/ が、舌先で歯茎を軽く弾くフラップとして発音されることがあります。日本語のラ行に少し似た短い音です。
これらは、速さとリズムの中で自然に身につくものです。正しい音声に合わせて大量に読み続けることが、英語らしい音声変化を再現する近道です。
読むことに夢中になると、日本語訳が入らなくなる
逐語訳から抜け出す
英文を読む速度が遅い段階では、学習者の注意の多くが、単語の読み方と日本語訳を思い出すことに使われます。この読み方では、一文を読み終えた頃には、文の前半を忘れてしまうこともあります。
一方、『7-day English』では、流れてくる音声と画面の進行に遅れないよう、次々に英文を読み上げます。一語ずつ日本語に置き換えている余裕はありません。
逐語訳による読み方のプロセス
素読で起こること
英語を一定の速度で大量に読むことによって、結果として日本語訳を挟む時間がなくなり、英語の語順のまま内容を受け取るようになります。
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素読で英語を楽しく学ぶ秘訣
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中学生の素読指導で起きる変化
中学生は、英文を見ると、すぐに日本語へ訳そうとすることが少なくありません。英文を一文読んでは止まり、日本語に訳す。desk、university、hospitalなど、そのままでも意味やイメージが浮かぶ語まで、あらためて日本語に置き換えようとします。
中学生を対象とした素読指導では、『7-day English』を使い、寺小屋での論語の素読のように、指導者と生徒が一緒に大量の英文を読みます。
『7-day English』を使った中学生の素読指導。指導者と声をそろえ、一定の速度で大量の英文を読み進めます。
最初は、音声についていくだけでクタクタになります。しかし、継続するうちに読む速度が速くなります。夢中で読むので、日本語訳を考えなくなります。
速度に慣れると余裕が生じ、訳さなくても、誰が何をしたのか、何について書かれているのかが分かるようになるのです。この段階に入ると、英文を読む煩わしさが減り、さらに多くの英文を読めるようになります。
実際の素読指導では、中学校の英語教科書3年分に相当する約7,000語を大きく上回る、2万語以上の英文を読むこともあります。訳すことは忘れて、理解可能な英文を大量に読む。その経験によって、英語をリアルタイムで処理する力が育ちます。
夏目漱石も勧めていた、大量に読み進める英語学習
英語を大量に読み、分からない箇所があっても先へ進むという考え方は、新しい学習法ではありません。
英文学者であり、英語教師でもあった夏目漱石は、ある程度まで英語を学んだ後は、辞書を引くことに時間をかけすぎず、少しくらい分からない部分があっても先へ進み、英書を大量に読むべきだと述べています。
中学程度の基本的な語彙と文法を土台に、理解可能な英文を正しい音声に合わせて大量に読む。細かな部分に立ち止まらず、英語の語順のまま次々に読み進める。そうすることで、頻出する語、語順、表現のまとまりが蓄積され、英文を日本語に訳さず理解する力へつながります。
夏目漱石が示した「大量に読め」という英語習得の王道に、正しい英語音声とオンラインレッスンを組み合わせ、家庭で取り組める形にしたものが『7-day English』です。
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100年前に完成していた英語習得の王道
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多読の前に、速く滑らかに読む素読を
多読を続けるための準備
多読は、語彙、表現、知識を伸ばす効果的な英語学習法です。しかし、一語ずつ立ち止まって読む段階で多読に挑戦しても、なかなかうまくいきません。
- 一文を読むたびに止まる
- 知らない単語のたびに辞書を引く
- 英文を後ろから日本語に並べ替える
この状態では、英文を大量に読む前に疲れてしまいます。『7-day English』で「英文を止まらずに読む」土台ができたら、多読へとスムーズにつながります。
▼約56万語の本格的な英語多読へ
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素読で育つ「英語の読解力」
パルキッズ通信 2018年11月号
7-day Englishで育つ6つの力
① 英語を連続した音として読む力
文字上の単語間のスペースどおりに区切らず、語と語のつながり、英語のリズム、意味のまとまりに沿って読みます。
② 英語らしい音声変化を再現する力
語と語の連結、母音の弱化、母音間の /t/ のフラップ、子音連続における同化や脱落などを、速さとリズムの中で自然に身につけます。
③ 速く滑らかに読むフルエンシー
単語や頻出する語のまとまりを瞬時に認識し、正確さを保ちながら、適切な速度とリズムで読み続けます。
④ 英語のまとまりを見抜く力
一語ずつではなく、頻出する語の組み合わせや意味のまとまりとして英文を処理します。
⑤ 日本語に訳さず前から理解する力
英文を日本語の語順へ並べ替えず、英語の流れのまま内容を受け取ります。
⑥ 長文読解と多読へ進む力
読む速度と正確さを高め、英検長文や『The Book of Books』へ進む土台を作ります。
レッスンの流れ
『7-day English』の取り組みは、画面に表示される英文を、流れてくる音声に合わせて読み上げることが中心です。パソコン、タブレット、スマートフォンを使い、ご家庭で好きな時間に取り組めます。
1回のレッスンでは、重要な単語や表現を確認した後、4つのストーリーを素読し、内容理解と語彙のクイズに答えます。
1. Key Words & Key Phrases
課題ストーリーに登場する重要な単語や表現を、正しい音声とリズムで読む練習です。最初に音声を聞いて真似し、次に文字を見ながら読み上げます。ストーリー全体を読む前に、発音しにくい語や重要な表現へ慣れておきます。
2. Book Reading
『7-day English』の中心となる取り組みです。1回のレッスンで4つのストーリーを素読します。同じストーリーが順序を変えながら複数のレッスンに登場するため、各ストーリーを何度も読むことになります。音声と文字を頼りに、英語の発音・強弱・リズムを意識しながら読み進めます。
3. Story Quiz
読んだストーリーの内容について、2択の問題に答えます。全288問を通して、読む速度だけでなく、内容理解の変化も確認します。
4. 18 Words Quiz
get、have、give、take、come、goの6つの基本動詞と、up、down、to、for、in、out、on、off、at、of、over、underの12語を、日本語の一語訳だけに頼らず理解するトレーニングです。さまざまな文脈に共通する語の中心的なイメージを育て、英文を日本語に訳さず理解する力へつなげます。問題数は全1,233問です。
5. TOEIC Quiz
語彙や熟語を広げる、全288問の発展的なクイズです。教材の中心は小学高学年向けの素読ですが、中学生以降も継続して活用できる発展課題として収録されています。
全144ストーリーを自由に読めるライブラリ
通常のレッスンとは別に、全144ストーリーから自由に選んで読めるライブラリ機能を用意しています。音声についていけなかったストーリー、発音しにくい箇所があったストーリー、もう一度読みたいストーリーなどを選び、何度でも素読できます。
同じ英文を繰り返すことによって、正確さや速度、音のまとまりの処理を少しずつ自動化していきます。
『7-day English』は、1日約20分を目安に取り組みます。取り組み期間は、最長6か月、標準6週間、最短6日間です。
ユーザーレビュー
音声に合わせて読み続けると、
訳さなくてもわかるようになった。
最初は音声についていくだけで必死でしたが、2週間ほど続けるうちに文字を追う速度が上がってきました。英検の長文を読むとき、前から読んでいけるようになったのが一番の変化です。日本語に訳そうとしていた癖がなくなってきた気がします。
英語の音読が楽しくなった。
発音がきれいになったと言われた。
英語の音読をするのが苦手でしたが、7-day Englishで毎日少しずつ読み続けるうちに、英語のリズムに乗れるようになってきました。学校の英語の先生から「発音がきれいになったね」と言われてとても嬉しかったです。英検の長文も、読む速度が上がった実感があります。
中1の夏休みに集中取り組み。
英語の読み方が変わりました。
中学生になって英文を読む量が増えたとき、一語ずつ訳すのが大変で英語が嫌いになりかけていました。夏休みに7-day Englishに集中して取り組んだところ、音読するのが楽しくなり、英語をそのまま読む感覚が少しずつわかってきました。
フルエンシーグラフで成長が見える。
子どもも達成感を感じています。
グラフで読む速度の変化が数値で見えるので、子どもが自分の成長を実感しやすいようです。「また速くなった!」と嬉しそうに報告してくれます。目に見える変化があるので、取り組みの継続がしやすい教材だと思います。
MESSAGE
監修者のことば
知っている英語を、瞬時に使える英語へ
よくある質問
何歳から取り組めますか?
主な対象は小学高学年ですが、英検4級程度以上の英語力があれば、小学低学年でも取り組めます。
英検4級に合格していなければ取り組めませんか?
英検4級の取得自体は必須ではありません。英検4級程度の単語や英文を読み、音声に合わせて文字を追うことができれば取り組めます。体験レッスンで、英文の難度と音声の速度をご確認ください。
英文の意味がすべて分からなくても大丈夫ですか?
問題ありません。最初からすべてを日本語に訳す必要はありません。同じストーリーを繰り返すうちに読む余裕が生まれ、内容にも注意を向けられるようになります。
素読とは何ですか?
細かな文法分析や逐語訳を先に行わず、文章を声に出して繰り返し読む学習法です。『7-day English』では、正しい音声と画面の進行に合わせて大量の英文を読み、読む処理を速く滑らかにすることを目的としています。
通常の音読とは何が違いますか?
音読は、文字を声に出して読む行為全般を指します。『7-day English』の素読では、正しい音声、英語の強弱リズム、一定の速度、大量の反復を重視します。意味理解よりも先に、音声に合わせて滑らかに読む力を育てる教材です。
フルエンシーとは何ですか?
英文を正確に、適切な速度と区切り、強弱、リズムで、滑らかに読み進める力です。単に速く読むだけではなく、内容を理解しながら読めることも重要です。
速く読むと発音が雑になりませんか?
自己流で急いで読むだけでは、発音が崩れることがあります。『7-day English』では、正しい音声に合わせて読むため、英語本来の強弱や音のつながりを保ちながら、読む速度を上げていきます。
発音が苦手でも取り組めますか?
取り組めます。最初から音声と同じように発音できる必要はありません。よく聞き、文字を目で追い、できる範囲で音声を真似してください。反復するうちに、口が英語の音とリズムに慣れていきます。
内容を理解せず、声に出すだけになりませんか?
最初は、音声についていきながら読むだけで精いっぱいでも構いません。読む処理が滑らかになると、英文の内容へ注意を向ける余裕が生まれます。Story Quizによって、内容を理解できているかも確認します。
日本語訳は付いていますか?
逐語訳を使って英文を理解することを中心とした教材ではありません。英検4級程度以上の基本的な単語と文法で構成された英文を使い、正しい音声と文脈から内容を直接理解する力を育てます。
Spells to Soundsに先に取り組む必要がありますか?
必須ではありません。ただし、単語を見るたびに読み方が分からず止まってしまう場合は、『Spells to Sounds』で綴りと音の関係を学んでから取り組むと、素読を進めやすくなります。
I Can Read! や I Love Reading! を終えていなくても取り組めますか?
取り組めます。これらの教材の修了は必須ではありません。英検4級以上程度の英語力があり、基本的な英単語や短い英文を読めれば始められます。
英検対策になりますか?
『7-day English』は、英文を前から一定の速度で読み、内容を保持する力を育てるため、英検の長文読解に必要な基礎力につながります。試験前には、級別の英検オンラインレッスンや過去問を併用してください。
リスニング力にもつながりますか?
つながります。自分で再現できる音は、聞いたときにも認識しやすくなります。英語の音の連結、弱化、強弱リズムを口で再現する経験を重ねることで、実際の英語音声も捉えやすくなります。
The Book of Booksとはどちらを選べばよいですか?
英文を読むたびに止まる、一語ずつ区切って読む、音声なしでは滑らかに読めない場合は、『7-day English』がおすすめです。簡単な英文なら一定の速度で読め、より長く多様な英文を大量に読みたい場合は、『The Book of Books』へ進んでください。
保護者が英語を教える必要はありますか?
ありません。すべてのストーリーに音声が付いているため、保護者が発音を教えたり、英文を読み聞かせたりする必要はありません。
毎日取り組む必要がありますか?
毎日少しずつ取り組むことをおすすめしますが、生活に合わせて調整できます。読む処理を自動化するためには、一度に長時間取り組むだけでなく、定期的に英文を声に出すことが大切です。春休みや夏休みに集中的に取り組む方法もあります。
兄弟で一緒に使えますか?
オンラインレッスンは、原則として一人分が付属します。兄弟それぞれの学習履歴やフルエンシーテストの結果を管理する場合は、人数分の追加オンラインレッスンが必要です。
