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2014年01月号ハワイアン子育てジャーナル

Vol.31 | フォニックスの指導法

written by 船津 徹(Toru Funatsu)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/hawaiian-journal1401/
船津徹『フォニックスの指導法』(株式会社 児童英語研究所、2014年)


特集イメージ1 アメリカの子どもたちは、幼稚園から小学校2年生の間にフォニックスをマスターします。フォニックスの中でも重要な取り組みが「ライミング」です。ライミングというのは同じ音韻を持つ単語グループのことですが、特に、同じ音韻かつ同じスペルで終わる単語グループを「ワードファミリー」と呼び、アメリカの子どもたちのリーディング指導に幅広く導入されています。
 最もよく使われるワードファミリーは37種あります。短母音ワードファミリーが、「at, an, ap, ack, ank, ash, ell, est, it, in, ip, ill, ick, ing, ink, op, ot, ock, ug, uck , ump, unk」の22種類。長母音ワードファミリーが、「ain, ake, ale, all, ame, ate, aw, ay, eat, ice, ide, ight, ine, oke, ore」の15種類です。これらの読み方を覚えるだけで、子どもたちはたちまちたくさんの単語を読めるようになります。
 例をあげましょう。短母音ワードファミリー「AN/アン」を覚えると、どんな単語が読めるでしょう。前に「B」をつけて「BAN」。同様に、CAN, FAN, MAN, PAN, RAN, TAN, VAN が読めるようになります。長母音ワードファミリー「ALL/オール」ではどうしょう。前に「B」をつけてBALL、同様に、CALL, FALL, HALL, MALL, TALL, WALL が読めるようになります。


| アルファベットの音を教える

特集イメージ2 ワードファミリーを教える前提は、アルファベット26文字の音、つまりフォニックスを知っていることです。「エイ、ビー、シー」というのはアルファベットの名前であって「音」ではありません。フォニックスでは「ア、ブ、ク」と発音します。
 アルファベット26文字のうち、2つ以上の読み方をする文字があります。5文字の母音(A,E,I,O,U)と、(C, G, D, S, X, Y) の6文字です。「A」は「APE」と「ANT」では読み方が異なりますね。同様に「C」は「CAT」の「ク」、「CENT」の「ス」と二通りの音があります。といっても日本語のフォニックス、つまり五十音に比べれば数は少ないですから、子どもは比較的簡単に覚えることができます。
 フォニックスを教える順番ですが、3つの考え方があります。1)使用頻度の高い文字から教える、2)同じ発音方法のグループで教える、3)アルファベット順に教える、です。ある程度英語に慣れている子どもには、アルファベット順に教える方法、まったく英語初心者という子どもには、同じ発音グループで教える方法が親しみやすいでしょう。


| フォニックスの教え方について

特集イメージ3 既にある程度英語を知っているお子さんを前提にフォニックスの指導法を説明します。用意するものは「A」あるいは「a」と印刷されたカード、またはアルファベットチャートです。「A」の文字を指差しながら「アッ」「アッ」と短く発音します。同様に「B」を指差しながら「ブッ」「ブッ」と短く発音します。発音に全く自信がないという方はフォニックスの音声教材やフォニックス玩具を利用すると良いでしょう。
 次にそれぞれの音で始まる短い単語を教えます。「A, A, ANT」「B, B, BOX」「C, C, CAT」「D, D, DOG」という要領です。この段階でフォーカスしているのは、あくまでも最初の音ですから、続きの文字や発音については正しく読み書きできる必要はありません。英単語とイラストが印刷されたカードでかるた取りをしたり、マッチングをしたりゲーム感覚で取り組んでください。


| ワードファミリーを教える

特集イメージ4 上記の方法でアルファベットの音をマスターしたら、いよいよワードファミリーを教えていきます。用意するものは、文字マグネットや文字カードです。AとTのカードを並べて「アット」と読み方を教えます。次に、ATの前に「B」のカードを置いて「BAT/ブアット」と続けて読む練習をします。同じように「CAT, HAT, MAT, FAT, RAT」などの読み方も教えてあげましょう。


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プロフィール

船津 徹(Funatsu Toru)

1966年福岡県生まれ。1990年明治大学経営学部卒業。教育コンサルタント。米国法人TLC for Kids代表。大学卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威、七田眞氏に師事。「パルキッズ」「パーフェクトイングリッシュ」など、しちだ式英語教材制作に従事。2001年ハワイ州、ホノルルにて移民のための学習塾TLC for Kidsを設立。2015年にはTLC for Kidsカリフォルニア州トーランス校を設立。アジア諸国からの移民子弟を中心に4000名以上の子どもの教育に携わる。同氏が手掛けたフォニックス教材は全米で25万人の教師が加盟するアメリカ最大の教育リソースサイト「OpenEd」による「最も効果がある教材部門」で第2位にランクイン。音楽と演劇を組み合わせた独自の教育メソッドは全米で注目されている。著書に『アメリカ最先端の英語習得法』(現代書林)。一男の父。一人息子は日本語・英語・中国語を操るトリリンガル。バラック・オバマ大統領の母校ハワイのプナホウスクールを卒業。ドナルド・トランプ氏の母校であるペンシルバニア大学ウォートンスクールに在学中。

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