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2013年08月号ハワイアン子育てジャーナル

Vol.26 | 勉強以外の特技を持たせる

written by 船津 徹(Toru Funatsu)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/hawaiian-journal1308/
船津徹『勉強以外の特技を持たせる』(株式会社 児童英語研究所、2013年)


特集イメージ1 海外転勤で学齢期になった子どもを連れて海外に引っ越すケースがあります。両親は「バイリンガルに育てよう!」と期待をふくらませる反面、英語はできるようになるのか、勉強についていけるのか、学校に馴染めるのか、友達はできるのか、など考えれば考えるほど不安で一杯になります。
 海外赴任になった時、家族で一番苦労するのが、現地の学校に通う子どもです。それまで日本語で何不自由なく生活していたのに、ある日突然、言葉が全く通じない世界に放り込まれるのです。英語が分からず、授業が分からず、友達ができず、言いたいことが言えず、毎日本当につらい思いを経験します。


|英語力ではネイティブにかなわない

特集イメージ2 学齢期にアメリカに移動した時、現地の学校にスムーズに適応できる子とそうでない子がいます。どのようなタイプの子が適応能力が高いかというと「勉強以外の特技を持っている子」です。足が誰よりも速い、楽器演奏なら負けない、絵を描かせたらプロ並み、そんな子は短期間で友だちを作り、アメリカの学校生活に適応していきます。
 反対に、日本の優等生タイプで「勉強なら負けない」という子どもは海外の学校適応で苦労する傾向があります。というのも、海外へ来て間もない子は、現地の学校で「英語」と「勉強」の二つが「できない」経験を日々繰り返さなければならず、自信が減退していくからです。
 英語でコミュニケーションがとれるようになるまでは、どれだけ日本で勉強ができても、アメリカでは「勉強ができない子」と評価されますから、子どもが受けるショックは大きいのです。学力優秀だった子ほど「できる自分」と「できない自分」にギャップを感じ、自尊心やプライドが深く傷つきます。自信が減退すると、気持ちは消極的になり、学習意欲は低下し、学校生活が苦痛なものになってしまいます。


| 「自信」は異文化適応を促す特効薬

特集イメージ3 子どもの異文化適応を促進する特効薬は何といっても「自信」です。英語ではクラスメートにかなわなくても、スポーツ、音楽、芸術、珠算、何か一つ得意なことがあるだけで、子どもの自信は倍増します。その自信がエネルギーになって困難に立ち向かえる強い心が育つのです。
 世界中どこの社会でも、優れた特技を持っていれば、周囲から尊敬や注目を得ることができます。光る子どもの周りには、人種、国籍を問わずごく自然に人が集まってくるものです。また、特技があれば、同じ興味や趣味を持つ仲間がすぐにできますから「自分はアメリカでもやっていける」という心の安定を短期間で得やすいのです。
 自信が回復すると英語力はメキメキ伸びていきます。積極的に自分から勉強に取り組むようになり、勉強量に応じて学力も向上してきます。自信が大きくなると、人間関係も勉強も課外活動も全てが前向きに回転し始めるのです。将来、子どもを海外留学させたい、グローバル人材に育てたい、と希望するご家庭では、人に負けない特技を与えられるように今から準備してあげてください。


| 特技を持たせるのは親次第

特集イメージ3 特技を持たせるには、子どもが興味を持っていること、得意だと思っていることに多くの時間を使うことが必要です。たとえそれが親の希望に合わない活動でも、子どもの個性として尊重してください。子どもの苦手分野解消のための習い事は楽しめないので、やる気の減退につながり逆効果です。
 親が子どもと一緒に活動を楽しみ、惜しみないサポートを与え続けることによって子どもは特技を身につけることができます。そのたった一つの特技が自信の下支えとなって、何事も恐れずにチャレンジしていけるたくましい心へと発展していくのです。


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プロフィール

船津 徹(Funatsu Toru)

1966年福岡県生まれ。1990年明治大学経営学部卒業。教育コンサルタント。米国法人TLC for Kids代表。大学卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威、七田眞氏に師事。「パルキッズ」「パーフェクトイングリッシュ」など、しちだ式英語教材制作に従事。2001年ハワイ州、ホノルルにて移民のための学習塾TLC for Kidsを設立。2015年にはTLC for Kidsカリフォルニア州トーランス校を設立。アジア諸国からの移民子弟を中心に4000名以上の子どもの教育に携わる。同氏が手掛けたフォニックス教材は全米で25万人の教師が加盟するアメリカ最大の教育リソースサイト「OpenEd」による「最も効果がある教材部門」で第2位にランクイン。音楽と演劇を組み合わせた独自の教育メソッドは全米で注目されている。著書に『アメリカ最先端の英語習得法』(現代書林)。一男の父。一人息子は日本語・英語・中国語を操るトリリンガル。バラック・オバマ大統領の母校ハワイのプナホウスクールを卒業。ドナルド・トランプ氏の母校であるペンシルバニア大学ウォートンスクールに在学中。

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