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2011年10月号ハワイアン子育てジャーナル

Vol.4 | ハワイのバイリンガル事情 その4 ~ハワイのお受験について~

written by 船津 徹(Toru Funatsu)


※本記事のテキストは無料で引用・転載可能です。引用・転載をする場合は必ず下記を引用・転載先に明記してください。

引用・転載元:
http://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/hawaiian-journal-1110
パルキッズ通信2011年10月号ハワイアン子育てジャーナル『ハワイのバイリンガル事情 その4 ~ハワイのお受験について~』(著)船津徹 ©株式会社 児童英語研究所


特集イメージ1 常夏の楽園ハワイにも「受験戦争」があるのをご存知でしょうか?ハワイの二大人気校といえば、オバマ大統領が卒業したプナホウスクール、そして学業優秀なアジア系生徒が多いイオラニスクールです。両校とも150年以上の歴史、充実した設備、優秀なスタッフ、各界で活躍する卒業生、そして潤沢な資産を有する幼稚園から高校までの一貫私立校です。
 プナホウ・イオラニは大学進学を目的としたプレップスクールで、毎年の大学進学率はほぼ100%。進学先リストにはハーバードやイエールなど最難関とされるアイビーリーグ8大学をはじめ、スタンフォード、MITなどの名門大学が名を連ねており、子どもに大学進学を希望するハワイの教育熱心な家庭から絶大な支持を受けています。
 両校とも入学枠がある学年が、幼稚園、6年生、7年生、9年生(プナホウは4年生もあり)と決まっているので、何年生で合格を目指すのか事前のプランニングが重要です。またアメリカの受験はテストや内申書の内容だけでなく、スポーツや芸術分野での活動実績やリーダーシップなど、生徒の能力と人格を総合評価して合否を決定するので長期的な受験戦略が必要です。


|バイリンガルの幼稚園受験

特集イメージ2 よくハワイ在住の日本人父兄から「幼稚園受験をしたいのですが」と相談を受けます。ハワイの受験は日本に比べて簡単だと思っている方が多いのですが、プナホウ・イオラニに関しては、日本と同様、数少ない定員枠を巡って熾烈な競争があります。両校ともESL受験はありませんので、同年代のネイティブの子どもと同レベルの英語力を有していることが最低条件です。
 バイリンガルの言語発達は「母語」→「第二言語」という順をたどります。幼稚園受験時の年齢は4、5歳ですから、第二言語である英語がネイティブよりも遅れているのが普通です。もちろん現地のプリスクールに通っていれば日常会話は問題なくこなすことができます。しかし、受験で求められるのは、日常会話レベルでなく、高度で複雑な思考を伴う英語力です。
 日本でもアメリカでも、名門校受験においては学年レベル以上の言語運用能力が要求されます。日本に住む外国人にとって慶応幼稚舎や早実初等部への合格が困難なように、プナホウ・イオラニ受験は英語が発達途上のバイリンガルの子どもにとって非常にハードルが高いのです。


|受験では自己表現力が必要

特集イメージ3 日本では子どもが年長者に意見を言うと「礼儀知らず」と思われます。しかし欧米社会では、幼い子どもであろうとも、自分の考えをはっきりと言葉で表現することが求められます。自分の考えを言わないと「何も考えていない」「理解していない」という印象を相手に与えてしまいます。
 ハワイの幼稚園受験では個別面接で子どもの言語力、基礎学力、認知力、情緒、性格などが詳細に評価されます。ペーパーテストはありませんので、面接時にどれだけ「言葉で」自己アピールできるかが合否を大きく左右します。
 日本人の子どもは大人とのコミュニケーションが苦手で自己表現が控えめです。そのため個別面接で実力よりも低く評価されるケースがほとんどです。才能や能力があっても、それを上手に伝える訓練がされていないので、自己表現が得意なネイティブの子どもたちに比べて見劣りしてしまいます。


|家庭教育で自己表現力を育てる

特集イメージ4 国際社会において自己表現力はコミュニケーションを円滑にするために必要な力です。英語力に加えて自己表現力が育てば、世界中の人たちと理解し合えるようになります。子どもの言葉は、親が少し対応を変えるだけで驚くほど変化します。家庭では指示・命令・指図を減らし「対話」を増やしましょう。子どもがもっと深く考え、もっと自己表現したくなるように上手に導いてあげましょう。


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プロフィール
船津 徹(Funatsu Toru) 1966年福岡県生まれ。1990年明治大学経営学部卒業。教育コンサルタント。米国法人TLC for Kids代表。大学卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威、七田眞氏に師事。「パルキッズ」「パーフェクトイングリッシュ」など、しちだ式英語教材制作に従事。2001年ハワイ州、ホノルルにて移民のための学習塾TLC for Kidsを設立。2015年にはTLC for Kidsカリフォルニア州トーランス校を設立。アジア諸国からの移民子弟を中心に4000名以上の子どもの教育に携わる。同氏が手掛けたフォニックス教材は全米で25万人の教師が加盟するアメリカ最大の教育リソースサイト「OpenEd」による「最も効果がある教材部門」で第2位にランクイン。音楽と演劇を組み合わせた独自の教育メソッドは全米で注目されている。著書に『アメリカ最先端の英語習得法』(現代書林)。一男の父。一人息子は日本語・英語・中国語を操るトリリンガル。バラック・オバマ大統領の母校ハワイのプナホウスクールを卒業。ドナルド・トランプ氏の母校であるペンシルバニア大学ウォートンスクールに在学中。

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