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[No.7542] 6歳発達障害グレーゾーンと1歳 投稿者:オータム  投稿日:2021/10/14(Thu) 06:02:44

はじめまして。ご相談させてください。
現在6歳年長、1歳9ヶ月の男子です。
上の子についてですが、知的には問題なく、情緒面の発達が凸凹です(いわゆるグレーゾーン)。文字を読むのは好きで、日本語の絵本をすらすらと音読します。
これまで英語の取り組みは全くしていません。2人同時にスタートする場合、プリスクーラーからか、キンダーからか、どちらがお勧めですか?
また、バイリンガル教育によって母語(話し言葉というより思考の道具としての)に混乱が起きないのかという懸念があります。気をつけるべき点などありますか?
よろしくお願いします。


[No.7545] Re: 6歳発達障害グレーゾーンと1歳 投稿者:あずき@児童英語研究所  投稿日:2021/10/19(Tue) 08:36:07

オータムさん、こんにちは。

お問い合わせいただきありがとうございます。
児童英語研究所のあずきです。

> はじめまして。ご相談させてください。
> 現在6歳年長、1歳9ヶ月の男子です。

かしこまりました。

> 上の子についてですが、知的には問題なく、情緒面の発達が凸凹です(いわゆるグレーゾーン)。文字を読むのは好きで、日本語の絵本をすらすらと音読します。

なるほど。
ただ絵本好きということは国語力が伸びている証拠です。
自らをロジカルに見ることができれば情緒が安定するはずですよ。
一朝一夕にはいきませんが。

> これまで英語の取り組みは全くしていません。2人同時にスタートする場合、プリスクーラーからか、キンダーからか、どちらがお勧めですか?

プリスクーラーからのスタートですね。
上の子はアイキャンリードも併用してください。

> また、バイリンガル教育によって母語(話し言葉というより思考の道具としての)に混乱が起きないのかという懸念があります。気をつけるべき点などありますか?
> よろしくお願いします。

まずバイリンガル教育において母語に混乱が起きることはありません。
もしそうであれば、世界中のバイリンガルを否定することになります。
ただ、混乱が生じる場合もあります。
それは、母語のインプットが極端に足りない場合です。
英語は日本人のお子様にとっては第二言語です。
第二言語は母語を超えることはありません。
つまり母語という天井を高くすることで第二言語も伸びしろが大きくなるのですね。
母語のインプットが極端に足りない例としては、親が英語で話しかけるなど入力言語を完全に英語に切り替えたりすることです。
これでお子様の母語に支障をきたす例を私も繰り返し見てきました。
英語はパルキッズだけ、あとは日本で、というスタイルであれば全く問題ありません。

あずき


[No.7549] Re: 6歳発達障害グレーゾーンと1歳 投稿者:オータム  投稿日:2021/10/19(Tue) 13:18:37

あずき先生、ご返信ありがとうございました。
●プリスクーラーからのスタート
●英語に偏ったインプットなどで母語を疎かにしなければ、
 バイリンガル教育で言語の混乱が起きることはない
ということですね。ありがとうございます。

重ねて2点質問させていただいてよろしいでしょうか。

プリスクーラー、アイキャンリードが終了した際には
キンダーとアイラブリーディングに移行すれば良いでしょうか?
年齢的には下の子はそれで良いですが
長男はジュニアに移るべきか微妙なタイミングかと思っています。
コンプリートパックを検討しているためこのような質問になりましたが
まずはプリスクーラーとICRをやりきり、終了時の2人の状況を見ながら
次の教材を考えるという方がベストでしょうか?

また、自らをロジカルに見ることができれば情緒が安定するはず、との
お話がありましたが、自分自身をロジカルに、論理的に見るという
状態についてイメージがあまりわきませんでした。
もう少し詳しく教えて頂けますか?
長男に論理的な思考能力があるかと言うと、あまりないと思います。
日頃の会話の内容も文脈が飛び飛びで
(年齢が上がるにつれて徐々に改善していってはいますが)
長男が主導で話すと、大人でも同世代でも
最後まで話についていくには忍耐が必要です。
読書や年齢を重ねることで論理的思考が身につけば、
自分の言っていることの矛盾や話のつながらなさに気づいていく、
会話や思考が上達する、そうすれば情緒面も安定するだろう
ということでしょうか?
英語に関係ない内容で恐縮ですが…。


[No.7550] Re: 6歳発達障害グレーゾーンと1歳 投稿者:あずき@児童英語研究所  投稿日:2021/10/20(Wed) 12:13:05

オータムさん、こんにちは。

> あずき先生、ご返信ありがとうございました。
> ●プリスクーラーからのスタート
> ●英語に偏ったインプットなどで母語を疎かにしなければ、
>  バイリンガル教育で言語の混乱が起きることはない
> ということですね。ありがとうございます。

ですです♪

> 重ねて2点質問させていただいてよろしいでしょうか。
>
> プリスクーラー、アイキャンリードが終了した際には
> キンダーとアイラブリーディングに移行すれば良いでしょうか?
> 年齢的には下の子はそれで良いですが
> 長男はジュニアに移るべきか微妙なタイミングかと思っています。
> コンプリートパックを検討しているためこのような質問になりましたが
> まずはプリスクーラーとICRをやりきり、終了時の2人の状況を見ながら
> 次の教材を考えるという方がベストでしょうか?

そうですね。
上のお子様の場合はご年齢的にジュニアに移行することが考えられますので、プリスクーラーとアイキャンリードが終わるタイミングでご相談いただくのがよいかと思います。
いずれにせよ下のお子様はコンプリートパックの教材すべて使用されることになりますので、コンプリートパックでもプリ+ICRでもどちらでもOKですよ。

> また、自らをロジカルに見ることができれば情緒が安定するはず、との
> お話がありましたが、自分自身をロジカルに、論理的に見るという
> 状態についてイメージがあまりわきませんでした。
> もう少し詳しく教えて頂けますか?
> 長男に論理的な思考能力があるかと言うと、あまりないと思います。
> 日頃の会話の内容も文脈が飛び飛びで
> (年齢が上がるにつれて徐々に改善していってはいますが)
> 長男が主導で話すと、大人でも同世代でも
> 最後まで話についていくには忍耐が必要です。
> 読書や年齢を重ねることで論理的思考が身につけば、
> 自分の言っていることの矛盾や話のつながらなさに気づいていく、
> 会話や思考が上達する、そうすれば情緒面も安定するだろう
> ということでしょうか?
> 英語に関係ない内容で恐縮ですが…。

すみません。こちらは弊社も専門ではないのでそれを前提に参考にしていただきたいのですが、先月号のパルキッズ通信をご覧いただくとご理解いただけると思います。

hhttps://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/tokushu-2109/

いずれにせよ、言語は思考のためのツールであり、思考することで自分の現在地をより詳しく理解することができます。
自分を理解できれば心が安定するんですよね。
これはグレーゾーンのお子様であろうがそうでないお子様であろうが同じなんです。
で、思考のための言語レベルを上げるためには、やっぱり語彙の多少がポイントになります。
お子様の場合は日本語の絵本にしっかりと触れているので、そこは問題ないというのが私の判断になります。
このまましっかり日本語の絵本に触れ、読書へと移行し、国語力を育てていっていただくのは間違いなくプラスになるはずですよ。

あずき


[No.7551] Re: 6歳発達障害グレーゾーンと1歳 投稿者:オータム  投稿日:2021/10/21(Thu) 21:23:32

あずき先生
ご返信ありがとうございました。

教材についてはプリスクーラーとICRから始め、終了時の様子を見ながら
その後の進め方をご相談させていただこうと思います。

パルキッズ通信、拝読しました。
言語を習得する、使いこなす、その練習段階には型が必要なんですね。
その型をパターンにはめて練習するために
ごっこ遊びが非常に有用だということがよくわかりました。
長男は6歳ですが、今からでも積極的に取り入れていきたいと思います。
自分を理解することが心の安定につながるというのが大変腑に落ちました。
丁寧に教えていただき、本当にありがとうございました。
また迷いが出た際にはご相談させてください。