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2024年11月号パルキッズ塾

Vol.139 | 子ども英語教育情報ってどこから得るべき?

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-2411/
小豆澤宏次『子ども英語教育情報ってどこから得るべき?』(株式会社 児童英語研究所、2024年)


子ども英語教育情報ってどこから得るべき? パルキッズは英語教材として「知る人ぞ知る」という認識が皆さんにあるようです。プロモーションも担当している私としては、一人でも多くの方に知ってほしいと、あの手この手を駆使しているわけですが、長年「知る人ぞ知る」という立ち位置に変化はありません。もちろん、CMやら広告、DMなど「知っていただく」ことに関してよりも、より良いサービスを提供する方により多くのバジェットを投入しているので、そんな中、これだけ多くの方に知っていただけているだけでも感謝しないといけないですね。
 ちなみに以前は、全国展開している幼児教室の英語プログラムとして導入されていたので、そこ経由の認知はありましがた、今は純粋にウェブと口コミだけです。こんな教材珍しいのかもしれません。
 さて、どうしてこんなことを書いているのかというと、数多ある教材の中で、皆さんがパルキッズをどのようにして知って、そしてどんなことがきっかけになってご購入に至ったのか、そこにとても興味があるからです。
 それこそ10年ほど前は、インターネット上のパルキッズの情報は、他社、まとめサイト業者が作ったものが乱立し、その多くに間違った情報が掲載されており、それがパルキッズを検討されている方を惑わせていることに、とても残念に思ったものでした。だからこそ、パルキッズユーザー限定のパートナー様に、リアルな情報を発信してもらい、その情報で偽情報を上書きしていただいています。
 それが奏功し、いまではネット上の多くのパルキッズ情報は、実際に使っている方々の情報で埋め尽くされています。私としてはそれがうれしくてたまりません。
 さて、そんなことを考えていたこともあり、今回は、子どもの教育情報を取得するにあたって、どのような方法があって、信ぴょう性はどうなのか、そこを見ていきましょう。英語だけでなく様々な情報を得るにあたって、偽情報を掴まないためのヒントにしていただければ幸いです。


書籍から情報を得る

書籍から情報を得る 数ある情報ソースの中で、最も信頼できるのが書籍でしょう。出版社や著者など責任の所在がはっきりとしているので、偽情報が紛れ込む可能性は少ないのではないでしょうか。またコンテンツとしては有料です。やはり取得するのにお金がかかる情報の方が無料のそれよりも信ぴょう性は高くなります。
 とはいえ、書籍だからといって掲載されている情報を鵜呑みにするのもおすすめできません。
 書籍も大きく分けて2種類あります。ひとつは成功者の体験談を参考に作られたロジックを紹介した書籍です。例えば、〇〇大学に合格させた〇〇ママの教育法、といったものです。著者はわが子の成功体験からメソッドを導き出しているのですが、情報としてはサンプル数が少なすぎて、「こういう人もいるんだ〜」と参考にするのは良いですが、誰でもこの方法成功するとまで信頼することはできません。しかも、成功しているわけですから、「この方法が1番」というバイアスも働いているでしょう。
 もうひとつは研究者・学者が書いた書籍です。この場合は、難解で一般の家庭にメソッドを落とし込むことがなかなかできないところもありますが、サンプル数はそれなりにあるでしょうから、前者よりも参考にできるはずです。ちなみに『子どもの英語「超効率」勉強法』(かんき出版)はまさにこれで、n=1メソッドの書籍よりも客観性があり、参考にしていただけるはずです(手前味噌ですみません)。


ウェブサイト・ブログから情報を得る

ウェブサイト・ブログから情報を得る SNSやChatGPT全盛の今だからこそ徐々に廃れては来ていますが、ウェブサイトやブログから情報を得る機会はまだまだあります。例えば「子ども 英語教材 おすすめ」「幼児 英語教材」などで検索する方が多いのではないでしょうか。または決め打ちで「パルキッズ 効果」などの教材名+効果などで検索する方も多いでしょう。検索結果には様々なサイトが出てきます。大きくわけて3つです。ひとつは教材を作っているメーカーの公式サイト、2つ目が広告を含む業者が作成したまとめサイトまたはランディングページ、最後がユーザーブログです。
 洗濯機を買うのにメーカーサイトを見る方が少ないのと同じで、メーカーのサイトは教材の情報を得たり、資料を請求したり、購入するなどのアクションを起こす以外の使い道はあまりありません。情報収集ということであれば後者2つに絞られるでしょう。
 注意すべきは2つ目の業者が作るまとめサイトやランディンページです。業者ですから広告費を得て作っているわけなので、広告主の情報が良く映るように作られています。また比較対象として紹介されている教材は往々にして間違っていること、アップデートされていないことが多く、あまり参考になりません。私としてはこういったページを参考にするのはおすすめできません。
 一方、自分たちと同じパパ・ママのブログは参考になります。実際に取り組みを開始した時に、どういったところに大変さを感じたのか、どんな工夫をしているのか、どんな変化を感じたのか、良い点も悪い点も書かれています。わが子の話なので、サンプリング数が少ないということはありますが、リアルな声として信頼に値する情報であることは間違いありません。いくつかこういったユーザーブログを巡ってみるのも良いでしょう。


SNSから情報を得る

SNSから情報を得る いま最も瞬発力のある情報収集ツールはSNSであることは間違いありません。とはいえSNSと言っても様々です。短文投稿でユーザーさんのリアルなつぶやきが見られるX、画像検索ができるInstagram、コミュニティやグループを形成できるFacebook、動画系のYouTube、TikTokです。
 子を持つ親世代が情報収集によく使っているのが、X、Instagram、Facebook、YouTubeでしょう。これらはどれが良いということはありません。それぞれの特徴を活かしながら使っていくのがおすすめです。
 SNSの情報というのは生情報が多い反面、バイアスがかかった主観に基づく情報が多いので、見るだけでその情報を鵜呑みにするのは危険です。これはブログやウェブサイトと同様ですね。
 しかし、ブログやウェブサイトと異なるのは、インタラクティブな情報収集ができる点です。ブログでもコメント欄などでインタラクティブにできることもありますが、SNSはリプライやハッシュタグを使いながら、不特定多数と情報のやり取りをできる点は特筆すべきです。またFacebookはコミュニティが作れるので、オンラインコミュニティで情報交換ができます。これであれば、一方的に情報を受け取るわけではないので、自分が知りたいポイントもっと深掘りできるはずです。
 昔は口コミというものがありましたが、今はSNSがその役割を果たしています。
 ちなみにSNSも広告があるので、それには惑わされないよう気をつけましょう。


教育情報を得る難しさ

教育情報を得る難しさ 最後に教育情報を得る難しさについてお伝えしておきます。
 家電製品や化粧品、グルメといった様々なジャンルにおいて、上記のツールを使った情報発信がなされています。もちろん案件のような形で、広告主に忖度した情報も多数ありますが、積極的な情報発信を見ることができます。
 一方、教育に関しては、広告ではない情報というのが他ジャンルよりも少ない印象にあります。なぜなら「この教材いいよ!」「この学校がおすすめ!」という情報発信をするメリットよりもデメリットが多いからです。
 あまりこんなことを言いたくありませんが、教育に関しては周囲のパパ・ママはライバルです。自分の子にとってメリットのある情報はあまりシェアしたくないという心理が働くようです。そのため、本当に良い情報はなかなかシェアされないのが教育関連です。残念なことです。
 さらに残念ついでに言うと、2000年代前半の中学受験ブームの頃は、わざわざ偽情報を流す親御さんすらいました。本当に残念なことです。
 いずれにせよ、教育情報は黙って行動しなくても良い情報を得られるものではないということです。世にある数多の情報に惑わされず、玉石混交のマスから玉を見つけるために、ご自身のクリティカルシンキング力を鍛え、様々なツールやサービスを有効に活用していただければと思います。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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