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2019年1月号パルキッズ塾

Vol.69 | パルキッズのかけ流しで身につく英語力

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
https://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-1901
小豆澤宏次『パルキッズのかけ流しで身につく英語力』(株式会社 児童英語研究所、2019年)


イメージ1 パルキッズでバイリンガル教育をおこなうことを検討されている方からよくある質問にこういったものがあります。「かけ流しだけで本当に英語ができるようになるんですか?」という質問です。この方が「英語ができる」というのをどのレベルでできることをイメージされているのかはわかりませんが、ほとんどの保護者様はネイティブが自分の意見を英語で話している、そんなレベルの英語力を想像していらっしゃるはずです。私からすると、この質問の答えとしては「かけ流しだけではそこまでの英語力は身につきませんが、その英語力を身につけるためにはかけ流しが必要不可欠です」ということです。何だか一休さんのとんちみたいですね。
 保護者様は学習言語レベルの英語力を目標としているわけです。しかし学習言語レベルの英語力を身につけるためには3歳児レベル、つまり生活言語レベルの英語力がなければ何も始まらないのです。そして生活言語を身につけるために必要不可欠なのが「パルキッズのかけ流し」なのです。
 日本語で考えてみるとわかりやすいかもしれません。「パルキッズのかけ流し」は言わば「家庭内で交わされる日常会話」です。これがあることでどんな子でも3歳になるころには日本語の完成期を迎えます。いわゆる生活言語を身につけるわけです。しかし、その先の学習言語に関しては、「家庭内で交わされる日常会話」を聞いているだけでは身につきません。読書なりでより高いレベルの日本語に大量に触れていくことで学習言語のレベルが上がり、国語の成績にも反映されていきます。
 まずは、学習言語レベルの英語力を身につける前に必要な生活言語レベルの英語力を身につけるために、「パルキッズのかけ流し」で具体的にどういった力が身につくのかを今回は考えてみましょう。これを知ることで、かけ流しの取り組みの重要性や目的、そして取り組み方をご理解いただけるはずです。


| 聞こえていればOK! 覚えなくてもOK! マネしなくてもOK!

イメージ2 パルキッズのかけ流しでどういう力が身につくのか、というお話の前に、かけ流しの正しいやり方について触れておきましょう。
 前述の通り、パルキッズのかけ流しは日本語で言うところの「家庭内の会話」です。子どもたちは家庭内で交わされる会話に対してどのように接しているのでしょうか。まず意識して聞いているかという点。もちろん子どもたちは家庭内の会話すべてに耳を傾けているわけではありません。listen というよりも hear つまり聞こえているという状態です。しつこいようですが、聞こうとしているのではなく聞こえているだけなのです。ですからお子さまが聞きとれるぐらいのボリュームで、お子さまの日常生活の邪魔をしない程度の存在感でかけ流してあげましょう。
 次に内容を覚え、理解しているかという点。お子さまは家庭内の会話に身を浸しているだけです。もちろん覚えようとか、理解しようとは思っていません。言語環境を与える保護者様も私たちの会話を覚えさせようとか、理解しているか気になる、ということはありませんよね。かけ流しが勉強だと思うとついつい覚えさせようとか、理解させないとと思ってしまうのですが、あくまでも単なる言語環境ですから、日本語と同じスタンスで与えましょう。
 最後にマネをする点です。「かけ流しをしているのに歌も歌ってくれない」そんなことをお感じの方も少なくないでしょう。これも日本語であればどうでしょう。保護者様の会話をお子様がマネをして口から出さないからといって、わが子の日本語の発達を疑うことがあるでしょうか。そんなことも考えずに、保護者様も無意識で言語環境を作り与えているはずです。繰り返しますが、パルキッズで作る言語環境は日本語と同じです。特別なことをする必要はありません。


| 英語のリズムを身につける

イメージ3 パルキッズのかけ流しで得られる力は2つあります。そのうちの1つが「英語のリズム」です。英語だけでなく日本語もふくめ、どの言語にもリズムがあります。これはその言語環境に一定期間、身を浸すことで自然に身につけることができます。英語であればパルキッズを1年ほどかけ流しをすれば、この力は身につきます。
 では「言語のリズム」とは何でしょう。まったく知らない言語を聞いた経験は誰でもあるでしょう。その時に、どこからどこまでが単語なのか、まったくわかりませんよね。その状態が「言語のリズム」が身についていない状態です。逆に、我々であれば日本語を聞けばその音から単語を抽出することができます。これこそがその言語のリズムが身についていると言えるのです。英語を聞いた時に単語単位で聞き取ることができる、これが英語のリズムが身についたということです。これが身についていなければ、そもそも英語のリスニング力を身につけることはできません。ただこの時点では単語の意味までは不明瞭な状態です。ただ音の連続から単語を切り出すことができるというだけです。


| 仮語彙を身につけてから語彙化へ

イメージ3 英語のリズムを身につけたら、単語を切り出せることがわかりました。次に切り出した音を頭の中に蓄積していく作業がおこなわれます。実はこの作業は半永久的に行われます。私たち大人も、日々これまで知らなかった単語の音を頭の中に蓄積していっているのです。ただ音を知っているだけで意味ははっきりとはしていません。この状態を仮の語彙化ということで、我々パルキッズでは「仮語彙」と呼んでいます。ここまでがかけ流しで身につく力です(もちろん音から語彙化を行う場合もありますので、あくまでもこれは最低限身につく力と考えてください)。ひとたび英語のリズムが身につけば、仮語彙を増やすために、日々かけ流しをおこなっていくのです。これがいわゆるインプットと呼ばれるものです。
 では仮語彙に意味をつけるにはどうしたらよいのでしょう。それが日々取り組むオンラインレッスンであったり、アイキャンリードなどを通して絵本に触れることです。もちろん絵本だけでなく、読めるようになったら読書を通して語彙化を行っていきます。こうすることで生活言語レベルの英語力を、学習言語レベルへと引き上げ、さらに上のレベルへと英語力を伸ばすことができるのです。
 繰り返しますが、こうなるためには、まずは英語のリズムを身につけないことには始まりません。パルキッズのかけ流しが最も重要な取り組みである理由はここにあるのです。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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