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2014年02月号パルキッズ塾

Vol.10 | わが子は『パルキッズ』でこう育つ!

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://palkids.co.jp/palkids-webmagazine/palkids-juku-1402/
小豆澤宏次『わが子は『パルキッズ』でこう育つ!』(株式会社 児童英語研究所、2014年)


 『パルキッズ』は家庭で完結する取り組みです。日々の取り組みを淡々と積み重ねていくことで、小学生で英検準2級に合格し、ネイティブの子が読むような児童書を、日本語の本と同じように読書をし、楽しみながら英語力を伸ばしていけるようになります。
 忙しいお母さまでも、1日90分のかけ流しと、絵本の暗唱・音読でこのようなお子さまを育てることができます。お母さまの負担が少なく、どんなお子さまでもバイリンガルに育つ、これが『パルキッズ』の一番の魅力でしょう。
 しかし、取り組みがシンプルであること、成果がすぐには見えてこないということ、家庭内で完結させるということが、取り組みを失敗させる要因を作ってしまうこともあります。取り組みが自己流になったり、中断してしまったり、終いには取り組みが完全にストップしてしまったりするケースも少なくありません。
 その要因をいくつか挙げてみましょう。
 英会話教室であれば、お母さまへの取り組みサポートや、同じ取り組みをしている仲間でもある他のお母さまとの交流を通じてモチベーションを保つことができます。しかし家庭で完結する取り組みは、仲間がいないことでとても孤独を感じがちです。
 さらに英語教育は一朝一夕で成果が出ないため、取り組みが進むにつれて「これで本当によいのだろうか」と不安になることもあるでしょう。
 またご家庭での取り組み方をチェックしてくれる先生がいないため、一度間違った取り組み方で進めてしまうと、正しい取り組み方に軌道修正するのが難しいということもあります。
 『パルキッズ』では、このような「取り組みを失敗する原因」をなくすために「会員制掲示板」をご用意しています。掲示板では同じ悩みを持つお母さまからのご相談、ご自分の今の取り組み方が正しいのかどうかの確認、中断してしまった時の軌道修正方法、今後の取り組み方など、取り組み中の方々のご相談を見たり、ご自身が相談することができます。これによって孤独感を感じず、モチベーションを保ち、取り組みが失敗しないように活用していただいています。
 中でも取り組み中の方々にとって、そして指導員である私にとって、うれしく、参考になるのが成果のご報告です。特に今取り組み中の方にとって、他の方の成果報告は、将来のわが子の姿をより明確にイメージさせてくれる存在でしょう。
 今回は掲示板や、お便りコーナーでご報告いただいた成果からいくつかをご紹介させていただきます。ぜひ、将来のお子さま像をイメージするためのご参考にしてください。


| 子どもの変化はある日突然やって来る

 娘が1歳になる月から始め、約2年になります。12月から保育園に通いだしたこともあり、今朝は、「としおの1日」の保育園でのやりとりの場面をとても興味深く見入っていました。
 2歳半をすぎたあたりから、ハッとした英語の発見がありました。ある時、突然、何かものを指さして「It’s mama!」と言ったのです。こういうことは本当に突然起こります。すかさず、「It’s ○○!」と子供の名前を言って、それからは、名前の部分を別の名前に入れ替えて遊びました。「It’s~」ってこんな風に使うんだと私の方が勉強させられます。
 また、先日は、たくさんの絵が描かれているもの中から、突然「a toe」と足を指さして言いだしました。すでに、「a」の認識もし始めてるんだなと、娘の成長に感心させられました。
 本当に、突然、新しいことを言うので、見逃さないようにして、その時がくると、本当にうれしくて、ついつい大げさに喜んでしまいます。
 発音に関しては、本当に耳で学んでいると感心させられます。先日は、ピエロの絵をみて、サーカスにでてくるからということで「circus」と、ちゃんと「r」の発音をして言っていました。また、「th」の音も「k」や「sh」の音もきちんと息を吐きながら子音の発音しているのを聞くと、本当にそのままの発音で覚えているんだなと感心しています。(3歳・パルキッズプリスクーラー/一部抜粋)

 『パルキッズ』を取り組むお母さまの理想的なスタンスですね。教えたり、間違いを注意するのではなく、お子さまの様子を注意深く見て、変化を良い機会ととらえ、それをお子さまがアウトプットしやすい環境整備に有効的に活用されています。そしてお母さまがその変化を楽しんでいるというのが素晴らしいですね。
 ともすると、親はついつい子どものマイナス面ばかりが気になります。そしてプラスの変化を見逃してしまいます。
 取り組みを継続するためのモチベーションを保つには、お母さまが些細な変化を成果として感じられるかどうか、そしてお子さまがその成果を自覚でき、自信を持つことができるかどうかが重要です。
 そのためには日々、お母さまがアンテナを張り、お子さまの様子を観察できるよう心がけましょう。


| 母親の発音を娘がなおしてくれます!

 取り組みを始めて半年の年長児の娘についてです。世にいうバイリンガル教育には興味がわかず、自分で読む力をつけることこそがバイリンガル教育との理念に興味を持ち、『パルキッズ』を始めました。
 掲示板で、娘に、母親である私よりも自分(娘)の方が英語ができると思わせると良いと、何度かアドバイスをいただきました。
 その成果か、最近になって、私の発音を直してくれるようになりました!私にとっては、わずかな違いにしか感じないのですが、娘にとっては大分違うように聞こえているようです。英語の音声は、『パルキッズ』の教材のみ。しかもたった半年でこの変化。
 特に幼児教育などもしておらず、図形の名前を日本語でも教えていません。それなのに、円を書いていて、楕円になってしまった時に「Ovalになっちゃった!」とか、台形の積木を「trapezoid」と言ったりすることがありました。『パルキッズ』のDVDなんて、ごくわずかな時間しか見ていないのに、音も、意味も、覚えているものなんだなと、感心してしまいました。
 今は『Let’s Smart Start』の影響か、フォニックス読みと、長母音の読み方が混乱し始めているようで、「これは文字読みが始まったかな?」と、楽しんでいるところです。(5歳・パルキッズプリスクーラー/一部抜粋)

 お子さまがアウトプットしやすい環境をお母さまが上手に作っていらっしゃいますね。それがよくわかるのが、お母さまがお子さまの間違いを楽しんでいらっしゃることです。文中のフォニックス読みと長母音の間違い、これは同じ「a」でも「ant」はフォニックス読みであるのに対して「April」では長母音になることで、子どもが一時的に混乱することです。こういった文字の読み始めの幼児であれば、だれでもしてしまう間違いに対して、目くじらを立てるのではなく、成長の一段階として微笑ましく感じていらっしゃることが、お子さまのアウトプットを促しているのでしょう。絵本の暗唱も順調に進みそうですね。


| どうやって身につけたの?と質問攻めに

 『パルキッズ』のかけ流しが終了した小学2年生です。昨年の8月ごろに英会話教室にいったところ、そこは小学校低学年クラスと高学年以上クラスがあるところでした。息子は「低学年クラスはもう全部知っていることばかりで面白くない。上のクラスがいい」と言って、その日のうちにネイティブの年配女性の直接のテストを受け、上のクラスで大丈夫でしょうと言っていただきました。
 先生の言うところによると、息子はやはりリスニング力が素晴らしいと。リーディング力もなかなかのもので、これらの力はいったいどこで身につけたのか?どんな教材を使ったのか?と質問攻めでした。
 そばにいた他のお母さまも興味津々で、「一体どうやって…?!」と様々な質問をされました。すべては『パルキッズ』のおかげなのですが、やはりすごい効果ですね!
 現在息子はクラスの中で、何を言われてもだいたい指示がわかるようです。(8歳・トーキングトレーナー/一部抜粋)

 『パルキッズ』のかけ流しでまず身につく力がリスニング力です。大人になってからではなかなか身につけることができないこのリスニング力には、2つの特徴があります。1つ目はリエゾンなど隣り合った単語がつながった文章から、ひとつひとつの単語を切り出せることです。そして2つ目が英語を英語のまま理解できるということです。お子さまはすでにその力を身につけていると言えます。
 このように会話する機会を持つことで、スピーキングの練習にもなるでしょうが、より語彙や表現といった英語力の柱の部分を、日々英語で読書することで強化していけば今後がさらに楽しみですね。


| ひたすら音読・多読、これしかないと思えました

 先日、英検準2級を娘が受験してきました。さっそく、筆記テストの方を解答速報にて確認いたしますと、解答欄を間違えてさえいなければ、1次試験は合格できそうです。本当にありがとうございました。
 前回の受験後、『トーキングトレーナー』と『7-day English』をとにかく継続して取り組みました。そして、本番1カ月半前からは、本人の希望で『センテンスビルダー』の音読も取り入れました。『トーキングトレーナー』は当然ながら毎日1日分の取り組みをこなし、『7-day English』は1日2~3話、『センテンスビルダー』は2~3ページを毎日コンスタントに取り組みました。取り組み時間としては1日30~40分ほどになります。
 テストの直前、1週間くらい前に過去問題に取り組み、時間配分などの確認作業を行いました。その時点で、長文問題の正解数が以前よりも上がり、語彙の問題の正解数も上がっていました。
 もう、びっくりでした。知らない単語の意味がとてもよく推測できるようになっていたのには、本当にびっくりしました。この2カ月の成果はものすごいものだと感心しています。本当に良い教材を与えていただき、ご相談にものっていただき、ありがとうございました。
 英検受験のメリットは合格・不合格よりも、力の付き具合が確認ができるところですね。そしてその力を着けるためには、ひたすら音読・多読、これしかないと思えました。
 この半年、掲示板でのサポートがなかったら、親子であきらめていたかもしれません。毎日30分の取り組みの成果に自信を持ち、「継続する」と、満面の笑みで決意した娘の顔が忘れられません。まだまだ先の長い取り組みではありますが、娘に英語の柱が立っているようです。(10歳・トーキングトレーナー/一部抜粋)

 正しい方法で継続をしていれば、成果というのは突然このような形で現れてきます。学問とは目先の楽しさでやる気を起こすのではなく、このように親子で成果を実感でき、自信をつけて初めて楽しくなるのですね。こうやって得た学習への楽しさは、これから消えることはありません。今後の学習に最も大切なものを得ることができたようですね。
 また、英検受験となると、どうしても結果ばかりが気になります。それをお母さまが、「英検とは英語力の確認の場」としっかりと位置づけていらっしゃるのが、お子さまにとって大きいのでしょう。例え不合格だったとしても、こういうスタンスでお子さまの様子を見ていれば、お子さまに対して、進歩したところを正しく伝えることができます。それが次の受験に向けての力になるのでしょう。


| 絶対受かるからママは心配しなくてもいいよ

 2回目のチャレンジで英検3級に合格しました。前回は1点足らずで一次試験で落ちてしまいましたが、今回は何とか一次試験、二次試験ともにパスできました。
 実は、お恥ずかしい話ですが、母であるわたしの方が焦っていて、受験前にずいぶん娘にあれこれと言ってしまいました。しかし一次試験、二次試験ともに検定が終わったあとの娘の言った言葉が「ママがおどかすから、緊張したけど、楽しかったよ。絶対受かるから、ママは心配しなくていいよ」でした。
 結果はすばらしく、高得点!!ではなかったのですが、(けっこうギリギリでした)、点数ではなく何か大きなものを掴んだような娘に改めて感動しています。
 準2級は1年かけてじっくりと取り組もうと考えています。小学校3年生で合格できたらいいね、と娘と話し合っています。
 英語が目的ではなく、英語がツールとして利用できる、自然な存在になりつつあることに嬉しく思う最近です。(8歳・ジュニアパル/一部抜粋)

 お子さまが何気なく発したひと言で、ハッと気づかされることがありますよね。どうしても、子どもに結果を出してほしいと思うのが親心。しかしお母さまがおっしゃるように、今回の英検の勉強でお子さまは大きな自信を得たようですね。それがあったからこそ、「楽しかったよ。絶対受かるからママは心配しなくてもいいよ」という言葉が出てきたのでしょう。
 最後に書かれているように、『パルキッズ』の英語学習のゴールは、ただ英語を身につけるということではありません。あくまでも英語を道具として使えることで、お子さまの将来の可能性を広げるということです。自分の夢を叶えるために通る、大学受験、就職、キャリアアップ、独立と様々な場面で、英語が道具として自然に使えるお子さまはとても大きなアドバンテージを持っていると言えますね。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。

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