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2017年12月号パルキッズ塾

Vol.56 | 自宅でデキル!英語絵本の暗唱

written by 小豆澤 宏次(Hirotsugu Azukizawa)


※本記事のテキストは引用・転載可能です。引用・転載する場合は出典として下記の情報を併記してください。

引用・転載元:
http://www.palkids.co.jp/modules/s1/index.php?id=390
小豆澤宏次『自宅でデキル!英語絵本の暗唱』(株式会社 児童英語研究所、2017年)


イメージ1  パルキッズプログラムには2つの大きな流れがあります。『パルキッズプリスクーラー』から『パルキッズキンダー』へと進むメインの取り組みと、読解力を育てる『アイキャンリード!』から『アイラブリーディング!』へと進む取り組みです。
 前者は英語環境を自宅に作ることで、お子さまの頭の中に「英語のリズム回路」を作り出す目的の取り組みで、後者はパルキッズプログラムの最終目標である「英書で読書をする子に育てる」ための基礎を育てる役割を担います。
 念のためにお伝えしますが、前者が後者の役割を担うことはできませんし、その逆もしかりです。そのため、この2つの取り組みはどちらも必要不可欠な取り組みになります。
 もう少しわかりやすくお伝えすると、『パルキッズプリスクーラー』や『パルキッズキンダー』はいわゆる「親」の役割を担います。日常会話をお子様にインプットし、語彙化する単語の音をお子様に与えます。お子様がことばを身につけるもっとも基本で大切な役割と言えるでしょう。
 一方、『アイキャンリード!』や『アイラブリーディング!』はかけ流しをするとはいえ、親のように家庭内の日常会話をインプットするものではありません。そのままの役割ですが、これは母親が読み聞かせをする「絵本」です。
 読解力のある子、読書をする習慣のある子といってもよいかもしれません。そういった子は、幼少期に親からたっぷりと絵本を与えられています。日本語にしろ英語にしろ、読書の習慣があり、読解力のある子を育てるためには、たっぷりと絵本を与える必要があります。


| 基本はオンラインレッスンや紙の絵本での読み聞かせ

イメージ2  さて、今回のテーマは「英語絵本の暗唱」です。「暗唱」というぐらいですから、ついつい我が子に絵本を覚えさせて言わせようとしてしまいますが、絵本の取り組みのもっとも重要な点は「読み聞かせ」です。早期教育をされているご家庭であれば、日本語の絵本の暗唱に取り組んだご経験はあるでしょうが、大抵の読書好きの子の幼少期を見ると、皆が暗唱したということではなく、読み聞かせが中心です。
 基本は「読み聞かせ」ということを念頭に置いて『アイキャンリード!』や『アイラブリーディング!』にお取り組みいただくとよいでしょう。
 手前味噌ですが、『アイキャンリード!』が『アイラブリーディング!』の良い点は、英語に自信のない親御さんが読み聞かせをする必要がないというところです。『アイキャンリード!』と『アイラブリーディング!』ではアメリカ人のネイティブ話者による、読み聞かせ動画が収録されています。お子様はオンラインレッスンの中でその動画を見ることで、読み聞かせの体験をすることができるのです。
 もちろん親御さんで「紙の絵本で読み聞かせをしたい」という方もいらっしゃいます。そういった場合は、お子様の名前入り絵本を作っていただけるデータをご提供していますので、それで読み聞かせをしていただければ結構です。
 基本的には「読み聞かせ」なわけですが、お子様が少しでも真似をしたり、口から絵本の内容が出る様子であれば、それを暗唱に繋げない手はありません。


| お教室の先生に任せられれば簡単なのに

イメージ3  私は以前はパルキッズの講師として現場に出ていたので、子どもたちが毎週絵本を暗唱する様子を見てきました。普段はおとなしく家ではまったく絵本を読んでくれない子でも、教室に来ると雰囲気のせいなのか、周りの子の影響なのか、スイッチが入って絵本を読んでくれます。
 また、我々講師もプロなので、子どもたちが絵本を読むように促す方法をいくつも持っています。だからこそ教室に通うことで、我が子が絵本を読んでいる様子を親御さんは見ることができます。子どもたちは「絵本は読むもの」という意識になりますし、親御さんも絵本の取り組みに対するモチベーションを保ち続けることができます。このように教室に通っていれば「読み聞かせの先にある暗唱」に導くことは難しくはありません。
 「暗唱をするのと、読み聞かせだけの場合だとどちらが良いのでしょう?」と聞かれることがあります。取り組みを続けてさえいればどちらも行き着く先は同じなので、「無理に暗唱させる必要はありません」と回答するのですが、正直なところ暗唱をしている方が文字の読み始めるまでも早いですし、その後、音読の取り組みをする段になっても、すんなり読んでくれます。
 ここはセンシティブなところですから、繰り返しになりますが、暗唱を強要してはいけません。あくまでもお子様の口から暗唱が自然に出たり、読めそうだなという雰囲気を感じ取った場合に、これからご紹介する「自宅で暗唱に導く方法」を試してみてください。


| 自宅で擬似発表会&スマホで撮影

イメージ4  暗唱に導く方法でこれまで一番うまくいったのが「擬似発表会」です。なんとなく暗唱させるのではなく、定期的にそういった場を家庭で設けてみましょう。
 例えば「日曜日の朝食後」と決めたのであれば、毎週その時間帯になったら、取り組んでいる絵本のうちの一冊を読むよう促します。ただ、いきなり読みなさいといっても難しいでしょうから、それなりの雰囲気作りが必要です。それによいのが撮影です。私が講師を始めた時は、ハンディカムで撮影をしてもらっていたので、ちょっと手がかかっていましたが、今ではスマホで簡単に撮影ができます。とても良い時代になりました。こうやって撮影をするだけで、子どもたちの中に緊張感が生まれます。これが雰囲気作りです。
 発表中気をつける点は1つだけです。それは時間をかけないということです。読めない単語が出てきたり、途中で止まってしまった場合は、それが出てくるのを待たずに、すぐに教えてあげましょう。お子様の集中力は長くは保ちません。集中力が続いている間に、終えられるようにしましょう。もし自信がなくてグズるようであれば、親御さんといっしょに読んでも構いません。
 そして、発表が終わった後は、自分が読んでいる姿を見せてあげましょう。自分を客観視することで、お子様なりに思うところが出てくるはずです。また、1年後にその映像を見返してみると、お子様の読力がこの1年でいかに伸びたかを実感できます。これによって親子で「やっててよかったね!」と感じることでモチベーションを保つきっかけにすることができます。

 今年1年、取り組みに関するヒントをこの場でお伝えしてきました。取り組みに行き詰った時、モチベーションが下がってきた時こそ、このヒントをうまくご活用いただけるよう願っております。来年もみなさまにとって飛躍の1年でありますように。


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プロフィール

小豆澤 宏次(Azukizawa Hirotsugu)

1976年生まれ。島根県出身。同志社大学経済学部を卒業後、米国ボストンのバークリー音楽大学に留学し、音楽家として活動。帰国後は幼児・児童向け英語教室にて英語講師を務める。児童英語研究所所長・船津洋氏に「パルキッズ理論」の指導を受け感銘を受ける。その後、英語教室の指導教材を「パルキッズ」へと全面的に変更。生徒数を大きく伸ばすことに成功する。児童英語研究所に入社後は、年間1,000件以上の母親への指導を行うとともに、パルキッズのオンラインレッスンのプログラムの制作ディレクションを行う。また大人向けの英語素読教材の制作ディレクションも行う。